0003 東谷山と尾張あすか巡り

■2014(平成26)年1月4日(土) 晴

 日本漢字能力検定協会による2013年「今年の漢字」は、「輪(わ)」でした。
 私には、自転車の「輪(りん)」であり、二つの輪が円滑に回転していく字です。

 朝から穏やかな天気です。
 今日の相棒はcannondale・F700、フロントはHEAD SHOKのサスペンション、リアはハードテールのMTBです。

 天白川沿いから岩崎名古屋線(県道221号線)、瀬戸大府東海線(県道57号線)を走ります。古戦場公園でトイレに行こうと思ったら休館日。やむなくさらに走り、色金山歴史公園で用を足しました。ここからは、県道75号線を北上します。結構、交通量が多いので気をつけなければなりません。
 森林公園のアップダウンの道を突き抜けると東谷山フルーツパークに到着しました。

 まずは、公園の駐輪場に自転車を止め、東谷山散策路経由で名古屋の最高峰、標高198.3mの東谷山山頂を目指すことにしました。散策路は全長750mで、気軽にハイキングを楽しむことができるよう、きちんと整備され、案内表示もわかりやすく設置されていました。すれ違う人たちとお互いに「こんにちは」とあいさつ交わします。途中には、南社古墳、中社古墳があり、約20分で山頂に到着しました。
 山頂には尾張戸神社古墳があり、その古墳の上に社殿がありました。展望台からは、名古屋駅の高層ビル群など濃尾平野を一望することができます。

 ここ守山区の東谷山周辺には、名古屋市内の古墳の約6割があるそうで、志段味古墳群と言われています。
 数多くある古墳の中で、この日は白鳥塚古墳と白鳥1号墳を訪れました。
 国史跡の白鳥塚古墳は市内最古の古墳で、熱田の断夫山古墳、犬山の青塚古墳に次ぐ県下で3番目の大きさの前方後円墳。後円部の墳頂が白い石英で覆われた古墳が白鳥に似ていたことから「白鳥塚」の名が付いたとの伝承があるそうです。
 白鳥1号墳は、開口する横穴式石室のある市指定史跡の円墳。石室は原形をほぼ完全に残す市内唯一のものだそうです。

 お昼もだいぶ過ぎてきたので、フルーツパークを散策するのはやめて、帰途につくことにしました。

 昼食は往路で目を付けておいた「らあめん花月嵐瀬戸店」で、「嵐げんこつらあめん」を食べました。
 スープに細かいツブツブ状の背脂が浮かんでいるので、くどいかなと思いましたが、ワイルドな見た目に反し、まろやかにしてまとまりのある味わいでした。値段も620円とお値打ちでした。

 さらに、長久手のGIANT STORE NAGOYAに立ち寄り、2014年モデルを物色。以前のジャイアントの製品に比べると全体的に高くなったような感じがしました。

使用自転車:cannondale・F700
走行距離:63km
走行時間:3時間35分
所要時間:6時間25分(9時20分~15時45分)