◆2020(令和2)年4月29日(水・昭和の日) 晴
ドイツでは国の保健省が自転車に有用性について認めており、「『社会的距離』をとるという意味で、誰もが公共交通機関を使用する代わりに、ウォーキングか自転車に乗ることができるかどうか検討すべきです。そうすれば感染のリスクを減らせます」と大臣がコメントを出しています。さらに、サイクリングによるエクササイズによって、高血圧や糖尿病を予防する効果についても期待できるとしています。
ただし、ドイツではクラブやチーム単位はもちろん、誘い合ってのライドも基本禁止されており、警察から解散するように注意を受けるそうです。
サイクリングにおいて注意すべきことは、一応、次のように言われています。
① ソロライドで必要な「ソーシャルディスタンス(「約20m」とされています)」を必ず確保しましょう。
② 「適度な負荷」で1回のライドは50km以下を目安とし、追い込み過ぎて免疫力が下がった「オープンウインドウ状態(激しい運動をした直後に免疫機能が低下すること)」にならないように注意しましょう。
③ 自動車、歩行者への注意はもちろん、落車によるケガを防ぐため「ヘルメット」は必ず被り、ケガのリスクが高い走行方法は避けて「ケガのない安全な走行」を心掛けましょう。
④ お店・コンビニ等での飲食は避け、補給食を持参しましょう。
⑤ ライド時は「マスク」を着用しましょう。
さて、ゴールデンウイークが始まりました。
報道によれば、外出自粛で鉄道も高速道路もガラガラ、観光地も繁華街も人出なし、のようです。
私はサイクリング三昧にしようと思います。もちろん、RideSoloで、極力人のいない場所へ行きます。
本日の行き先は、以前から気になっていた戸越峠です。
4月19日と同様、天白川、岩崎川沿いを走って、芸大通から猿投グリーンロードに入ります。
八草インターの電光掲示板に八草ICと加納IC間で火災発生の知らせがありました。山火事があったのかと思っていたら車の火災でした。9.7kmポストから9.8kmポストの間で、丸焦げになった乗用車-小型のハッチバック-がトラックに乗っていたのです。
車が焼けるとこうなるんだ!
塗装は完全に落ちて灰色、元の色は全くわかりません。ガラスもなくなっています。熱で溶けてしまったのでしょうか。
加納インターで降ります。
猿投神社を左手に見て道なりに進むと、国道419号に合流。やたらダンプカーと大型トラックが多くて怖いです。田舎道なのに物流が盛んなのは、大手企業の工場があったり、豊田と多治見を行き来するからなのでしょう。
藤岡飯野交差点角にあるファミリーマートでトイレ休憩。
ここから戸越峠への坂道が始まります。
一人ですし、時間も余裕があるので、マイペースでゆっくりペダルを回します。
ハイペースで追い抜いていくローディー、瀬戸市側から猛スピードで降りてくるローディー、若い人たちだと思います。すれ違いに手を軽く上げて挨拶してくれるローディーもいます。
当方はオーバーグラスをかけマスクもしていますから、還暦過ぎの年配者だとはわからないでしょう。
「よみがえれ 戸越峠」と書かれた看板と東屋がありました。ここが峠かと思いましたが、坂はまだ続いています。
豊田市と瀬戸市の市境が戸越峠の頂点のようです。が、それを示す標識などはありません。
コンビニから峠まで約5km。思ったより勾配はきつくなくて、スムーズに登れました。
雲興寺まで約3kmのダウンヒル。瀬戸市側の坂の方が勾配が急ではないかと感じます。
東海環状自動車道のガードをくぐって、最初の信号交差点を左折。せと赤津インターの案内標識があります。
国道248号は、まだ新しい道です。交通量が少ないうえ、下り坂なので快適に走れます。
愛知環状鉄道の高架下を通り、国道155号を南下します。
八草インター交差点へ。初めて走る道が続きましたが、ここからは経験済みの道です。
正午過ぎ、モリコロパークでトイレ。各種施設は休業中ですが、公園自体は利用できます。
飲食店の前で若い女性店員さんが呼び込みをしていました。お客さんが少ないので大変だと思います。
ベンチに座ってパンと栄養補助食品でエネルギーを補給します。温かい日差しで気持ちいいです。
近くのベンチでは、自分のミニベロ(たぶんDahonかTernだと思います)を見つめたり触ったりしながら、悦に入っているおじさんがいました。その気持ちわかりますよ。
天白川沿いにあるマリノ島田店でテイクアウトの店頭販売をやっていたので、ピッツァを買って帰りました。
今度は、かなりハードになるでしょうが雨沢峠とセットで走りたいですね。
使用自転車:Panasonic POS チタンエンデュランスロード
走行距離:75.3km(累計距離1,418km)
走行時間:4時間31分
所要時間:6時間02分(7時52分~13時54分)