0619 J1リーグ第15節(vs柏レイソル)

★2018(平成30)年5月20日(日) 晴

 2対3で敗戦。
 約束事のように3失点が続いています。
 こんなに失点が多いと、勝てるわけがありません。いくら攻撃ができても4点取るのは至難の業です。

 これでグランパスは13試合勝利がありません。
 失点の多くが取り返しのつかないミスがらみです。
 今日も、2点目のコーナーキックからのヘディングシュートは仕方ないと思いますが、1点目と3点目はパスミスで相手にボールを奪われて失点しました。特に3点目は畑尾大翔があっけなくボールを奪われて、得点を献上したようなものです。
 これほど情けない、ふがいない試合が続くとは、全く予想していませんでした。

 ただ、運もありませんでした。
 グランパスは2得点の他に、2度ゴールネットを揺らしたのですが、いずれもオフサイドの判定で取り消されたのです。どこがオフサイドだったのか釈然としません。試合終了のホイッスルと同時に審判に対してブーイングが起こったのも頷けます。

 試合終了後、ピッチでファン・サポーターにあいさつした小西社長は「前半戦の結果を真摯に受けとめ、風間監督の下、後半戦の反転攻勢に向けて準備をしたい」「2年前の悔しい思いは決して繰り返さない」とスピーチしました。
 その言葉を信じたいと思いますが、攻守の連動性を取り戻さないと、最下位に沈む危機的な状況から脱することはできないでしょう。
 さらに言えば、能力のあるディフェンスの選手を補強する必要があるでしょう。攻撃陣は満足できる選手が揃っていますが、守備陣は実力不足が否めません。
 これから、ワールドカップ開催のためJ1リーグは中断期間に入ります。7月18日の再開までに、質の高い守備的選手が獲得できるか否か、後半戦のキーポイントになるかもしれません。

<試合結果>
豊田スタジアム
2対3(前半1-1、後半1-2)
得点:【名古屋】①ジョー(前41)、②玉田圭司(後19)、【柏】①③江坂任(前16、後11)、②中山雄太(後2)
観衆:21,327人
気温:22.7℃
開始:午後2時
主審:山本雄大

<成績>
2勝3分け9敗、勝点:9、得点:14、失点:30、得失点差:-16、順位:18位