0665 J1リーグ第26節(vsV・ファーレン長崎)

★2018(平成30)年9月15日(土) 雨のち曇

 通常、前半は自陣をホームサポーター側に取るものですが、この日は逆でした。後半にホームサポーター側に攻めてきて、ゴールシーンを間近に見られなくなります。長崎がコイントスで勝って、こうなったのでしょう。

 どうも嫌な予感がしました。
 いつもと違う形を取らせることで、グランパスのリズムを狂わせようとしたのではないか。
 長崎のサポーターはわずかですので、長崎にとってはコート選択はどちらでもよいわけです。

 案の定、先制点は長崎でした。
 「え~、ウソでしょ!」
 スタンドから声が漏れました。
 引いて守って速攻を仕掛けるのが長崎のスタイルです。
 攻撃に人数をかけるグランパスのスタイルの弱点を突いた長崎の戦略勝ちといったところでしょうか。

 前半で前田直輝ミドルシュートで同点に追い付き、後半早々にジョーのシュートで一時的に逆転したものの、長崎の鈴木武蔵ハットトリックを許して再逆転されました。
 4点目のPKも不可解でした。主審は井上知大という人ですが、グランパスに不利な判定が目立ちました。

 ジョーが1点返し、アディショナルタイム6分で同点になることを期待しましたが、そこまででした。
 試合終了のホイッスルが鳴ると、当然の如く審判団に対して大きなブーイングが起きました。審判も人間ですから、間違いはあります。しかし、今日の内容はあまりにひどいもので、後味が悪かったと思います。

 8連勝は逃しましたが、以前のように惨敗ではなく得点はしましたから、次に期待が持てます。

<試合結果>
パロマ瑞穂スタジアム
3対4(前半1-1、後半2-3)
得点:【名古屋】①前田直輝(前30)、②③ジョー(後3、後44)、【長崎】①②③鈴木武蔵(前8、後8、後11)、④中村慶太(後25)
観衆:18,477人
気温:24.1℃
開始:午後6時
主審:井上知大

<成績>
9勝4分け12敗、勝点:31、得点:42、失点:45、得失点差:-3、順位:12位