0586 YBCルヴァンカップ第1節(vs浦和レッズ)

★2018(平成30)年3月7日(水) 曇

 今日の先発メンバーは、いわば二軍。リーグ戦では先発ではない選手ばかりです。なかでも両サイドバックは二種登録されたばかりのユース出身の17歳、成瀬峻平と萩野滉大。21歳以下の若手を先発メンバーに入れることが義務付けられているルヴァンカップとはいえ、非常に思い切った起用です。
 対する浦和は、日本代表5人を含み、ほぼベストメンバーに近いスタメンです。

 序盤からある程度はテンポ良くパス回しをしていたものの、なかなかペナルティエリアに入れず、ディフェンスの背後を取られ、前半17分で3失点もしてしまいました。さらに1点を追加され、前半だけで0対4。勝敗は決まったと言ってよいでしょう。
 後半は、主力の秋山、和泉、長谷川を投入し、グランパスが押し込む展開になりました。速いパス回しで、見ていて面白いなと感じました。42分に佐藤寿人がゴールを決め、失点もありません。後半だけなら、1対0です。

 結局、1対4でゲームセット。
 リーグ戦に備えての主力の温存、チーム力の底上げ、若手のチャレンジなどの意図があった試合だと思います。ですから、大敗にもかかわらず、サポーターからブーイングはありませんでした。私も結果は仕方がないな、と思います。

 1次リーグC組のグランパスは、浦和レッズガンバ大阪サンフレッチェ広島と6試合を戦います。
 今日の悔しさ、課題を糧に残り5試合を戦い、1次リーグを突破して欲しいと思います。

パロマ瑞穂スタジアム
1対4(前半0-4、後半0-1)
得点:【名古屋】①佐藤寿人(後42)、【浦和】①③興梠慎三(前9、前17)、②④荻原拓也(前15、前31)
観衆:9,491人
気温:8.7℃
開始:午後7時
主審:松尾一

<成績>
1敗、勝点:0、得点:1、失点:4、得失点差:3、順位:3位