▲2017(平成29)年11月2日(木) 晴
人生の幸せ一つが、食べること、食事だと思います。
普段何気なく口から食べている食事ですが、自分の口で食べることは、健康で幸せに過ごせる証であり、最高の幸福ではないでしょうか。
加齢や、病気、事故などで、“食べる喜び”を奪われるのは不幸なことです。点滴や胃ろうで栄養を補給する状態になってしまうと、それだけで生きる意欲・気力が萎えてしまいます。
口から食べることで唾液が分泌されると、殺菌作用で感染症が予防されます。食べ物を見て、臭いをかいで味わうと、五感が刺激されて脳も活性化されます。
新聞広告、折込チラシ、テレビCMなどで盛んに栄養補助食品、サプリメントの宣伝がされています。有名人を起用して「私も愛用してます、元気です、健康です」などのコメントが掲載されています。結構高い代金で、本当に効果があるのかどうか疑問です。
私は、通常の食事をバランスよく摂取すればそれで十分だと思っています。
食べ物はとても多くの命によって支えられています。
食べ物を大事にすることは、命を大事にすることです。ご飯が食べられることに感謝できる人は、命の底から力がわいてきます。