0518 熱田区と瑞穂区JOG 禁煙に賛成です

▲2017(平成29)年9月24日(日) 晴時々曇

 神宮東公園イオンモール熱田、モリタ運動具店、石川橋、山崎川と熱田区瑞穂区内をジョギングでゆっくり、2時間以上走りました。
 日差しは強いものの、クラクラするような暑さはもうありません。秋分の日が過ぎ、赤い彼岸花も所々に姿を現して、秋になってきたようです。

 今日は午後5時からパロマ瑞穂スタジアム名古屋グランパス東京ヴェルディの試合があります。試合がある日は瑞穂橋の南に喫煙所が設けられます。私にとっては迷惑極まりない場所です。
 喫煙所はやめて欲しい、廃止して欲しい。

 厚生労働省が9月21日に公表した「2016年国民健康・栄養調査」によると、習慣的に喫煙している人の割合は男性30.2%、女性8.2%となっています。
 喫煙を巡っては、他人のタバコの煙を吸い込む「受動喫煙」の問題があります。
 受動喫煙は命に関わる問題です。
 国立がん研究センターの推計では、少なくとも国内で年間1万5000人が受動喫煙を受けなければ、がん等で死亡せずにすんだとしています。これは交通事故死者数の約4倍です。
 受動喫煙対策については、日本は世界の中で大変遅れています。世界保健機関(WHO)は、「医療施設、大学以外の学校、大学、行政機関、事業所、飲食店、バー、公共交通機関」の8種類の公共の場所について、屋内全面禁煙を法律で義務付けた数により国別にランキングを発表しています。イギリスやカナダなど8種類全て屋内全面禁煙を法律で義務付けた国がある一方、日本は「0」なのです。世界でも0は異例で、WHOから、世界最低レベルと批判されています。まさに「時代遅れ」の日本。

 法制化なかなか進まないのは、自民党たばこ議員連盟などが「たばこを吸う人の権利を認めないのか」「飲食店の客が減り、経営危機になったらどうする」と言って、自分が喫煙者なので国会が禁煙化されると困るから、たばこ産業から政治献金を受けているからに他なりません。そんな理由で国民の健康をないがしろにしている議員は即刻辞職していただきたい。

 世界ではオーストラリアやニュージーランドなど、「スモークフリー(煙のない社会)」から「タバコフリー(たばこのない社会)」を目指す国もあるそうです。また、ブータンはタバコの販売も所有も使用も禁止している世界唯一の国とのこと。麻薬並みの扱いです。

 2020年、東京オリンピックに向け、日本も禁煙化への舵を大きく切ってもらいたいものです。
 そして身近なところで言えば、スタジアムの中だけでなく、スタジアム周辺も全面禁煙としてください。

 タバコは人殺し。
 さらば分煙、こんにちは全面禁煙化。

使用シューズ:asics GEL-1110
走行距離:17.1km
所要時間:2時間17分