■2019(平成31)年3月10日(日) 雨
東日本大震災から明日で8年。名古屋シティマラソンも2012年に始まって今年で8回目となり、毎年、被災地からの参加者が話題となります。
新聞のコラム欄にあった記事です。
アリストテレスの言葉に「動物の中で笑うものは人だけである」とあります。「微笑」「ほほ笑み」「苦笑い」「大笑い」「爆笑」「照れ笑い」「作り笑い」‥‥‥
人間にはいろいろな笑いがあります。
人間はまた、自分が笑うだけでなく、人を笑わせようとします。漫才師や噺家(落語)、お笑い芸人は、それを商売としている人たちです。
日常的にも、ジョークやユーモアがあります。
ある哲学者は、ジョークは「頭」を使った技術、ユーモアは「心」から発する思いやりと、言っています。
今日の名古屋シティマラソンでも、ミッキーマウスやスーパーマリオの着ぐるみを着たり、女装したりしているランナー、「追い越し禁止」などのメッセージTシャツを着たランナーが大勢いました。目立とう精神が主でしょうが、人を笑わせようという気持ちもあるのでしょう。
「島原のRUN」
本日、私が一番印象に残ったメッセージTシャツです。
走友会かランニングクラブのTシャツかもしれませんが、有名な史実と地元を上手にPRする、洒落た言葉だと思います。
私のスタート前の待機エリアはSブロック。昨年のPブロックから2つあと、一昨年と同じブロックになりました。
午前10時20分のスタート前、ポツポツと雨が落ちてきました。
号砲が鳴って、スタートラインにたどり着くまでに8分32秒(昨年2分3秒、一昨年3分50秒、3年前はWブロックで12分11秒)。ハーフとクォーター合わせて1万5千人のランナーが一斉にスタートする訳ですから、待機位置の差はとても大きいです。
花粉症で鼻が詰まり、体調は万全ではありません。関門時間だけを気にしながら、マイペースでゴールを目指しましょう。
途中、6kmの関門通過の時だけ時計を見ましたが、あとは時間は気にしません。
名古屋シティマラソンの魅力は、普段は車が往来している都心の道路を走れること。平坦で走りやすいこと。
その道を自分の足で走れるのは、至福の時と言えるでしょう。
私はいつも道路の中央寄りを走ることにしています。普段、自分の足で、センターライン近くに寄ることはないですから。
桜山町、5km通過が39分56秒(ネットタイム:31分24秒)。昨年が31分17秒(ネットタイム:29分14秒)。一昨年が34分16秒(ネットタイム:30分25秒)でしたから、ちょっと悪いです。
小雨の中で、膝の痛みもあり、快走とは言えませんでした。
パロマ瑞穂スタジアムのフィニッシュラインを超えたとき、タイマーは1時間15分を過ぎていました。
グロスタイムはもちろん、ネットタイムでも2分以上遅くなっていました。体調や条件の悪さを差し引いても、走力の衰えは否めません。
翌日の新聞に、名古屋ウィメンズマラソンに参加した主婦ランナーが、救護所で生後4か月の赤ちゃんに母乳をあげている写真が掲載されていました。授乳のため、夫ら家族と救護所で落ち合うことを決めていたといいます。
大会出場中に母乳をあげるなんて、女性は強いです。感動しました。
ランナー一人一人に想いやドラマがあるのです。
種目:クオータマラソン男子(10.5km)
記録:1時間15分06秒(グロスタイム)
1時間06分34秒(ネットタイム)
順位:2887人中1826位
使用シューズ:asics TARTHERZEAL TS2