★2018(平成30)年6月6日(水) 雨
第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会第2回戦を観戦するため、2時間の時間休を取ってパロマ瑞穂スタジアムへ行きました。
対戦相手の奈良クラブは、奈良市を中心に奈良県全県をホームタウンとする、日本フットボールリーグ(JFL)に所属するサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つです。
天皇杯は大学や高校のクラブがプロチームに勝ったり、下位のカテゴリーのチームが上位のカテゴリーのチームに勝ったり、ジャイアントキリングが起こることが珍しくありません。
今日の試合はまさしく、そのジャイアントキリング起きました。
グランパスはほぼベストに近いメンバーが先発。しかし、ボールを保持し、パスは回っているものの、それは自陣内でのこと。5バックで守備を固めている相手ペナルティエリア内へはなかなか入っていけません。
お互いにパス交換するだけで、推進力が全くない状況です。パスミスでボールを奪われ、カウンターを浴びる。動きも鈍い。とにかく低調です。
前半終了間際にシャビエルのミドルシュートで先制したものの、後半30分にボレーシュートで追いつかれました。
リーグ戦での連敗が尾を引いているかのようです。
こんな状況では勝てない。
15分ハーフの延長戦になっても、シャビエルのシュートがゴール右に外れたぐらいで、決定機らしい決定機はありません。
結局、PK戦になってしまいました。
PK戦は、運です。
もしかしたら、負けてしまうかも。
不安は的中しました。
ランゲラックが奈良クラブの2人目を見事セーブしたものの、グランパスは5人目の佐藤寿人、6人目のワシントンが止められてしまいました。
4対5。
一昨年と同様、2回戦で格下相手に番狂わせの敗戦でした。
<試合結果>
パロマ瑞穂スタジアム
1対1(前半1-0、後半0-1)
(延長前半0-0、延長後半0-0)
PK4-5
得点:【名古屋】①ガブリエル・シャビエル(前45+4)、【奈良】①金久保彩(後30)
観衆:2,455人
気温:21.7℃
開始:午後7時
主審:清水修平