▲2017(平成29)年8月20日(日) 晴
2位福岡との直接対決。勝てば勝ち点差は3に縮まり、負ければ9に開いてJ1自動昇格の2位以内が絶望的になるという重要な一戦です。
現役時代に「アジアの壁」と言われた井原正巳監督の下、福岡は堅守のチームです。ここまで39失点もしているグランパスに対し、21失点しかしていません。ゴールの壁は厚いと思われました。
試合開始早々、前半11分に失点。
今までですと、諦めムードが漂っていましたが、今日は違います。必ず勝てる雰囲気があります。前半19分にコーナーキックからシモビッチのゴールで追いつきました。さらに後半16分に、シャビエルのヒールキックを秋山陽介が低いクロスを送り、これを青木亮太が鮮やかにゴール左隅に打ち抜きました。33分にも新加入の林承謙(イム・スンギョム)が1点を追加。
3対1の快勝です。
見事な攻撃で2位福岡を撃破し、今季初の5連勝。首位湘南との勝点差も8となり、J1昇格への希望の灯火が見えてきました。
まだまだ厳しい状況に変わりはありませんが、ゴールにつながるパスワークを進化させ、見ていて楽しいサッカーを具現化させて、J1で戦えるチームの基盤を作って欲しいと思います。
<成績>
16勝4分け9敗、勝点:52、得点:57、失点:45、得失点差:12、順位:3位
パロマ瑞穂スタジアム
3対1(前半1-1、後半2-0)
得点:【名古屋】①シモビッチ(前19)、②青木亮太(後16)、③イム・スンギョム(後33)、【福岡】①三門(前11)
観衆:13,914人
開始:午後6時
主審:野田祐樹