0612 矢作川リバーサイドサイクリング その6

★2018(平成30)年4月30日(月・振替休日) 晴時々曇

 昨年、雨で中止となった探訪あいち「矢作川リバーサイドサイクリング左岸編」を実施すべく、コース再確認のため、岡崎公園前駅に降り立ちました。
 堀田駅午前8時8分発の豊川稲荷行き急行に乗り、新安城駅で普通電車の乗り換え8時43分に到着。
 河口までは約25キロ。
 何人かのサイクリストとすれ違いましたが、不思議と追い抜いていくローディはいませんでした。時間帯的に河口に向かって走る人がいなかったのでしょう。

 西尾市に入った矢作川左岸一体に、のどかな茶園風景が一望できます。しかし、それは緑の茶畑ではなく、一面真っ黒。黒いカバーに覆われています。日光を遮断して育てられているようです。なぜでしょうか?
 ネット検索で調べてみると、この黒い覆いは「寒冷紗(かんれいしゃ)」というそうです。
 抹茶と煎茶は同じ茶の木から作られますが、栽培方法が違うのです。煎茶の茶葉は日光をたっぷり浴びて育つのに対し、抹茶の茶葉はある一定期間(4月上旬~5月)黒い覆いをかけて育てられます。この覆いをかけることによって日光を遮られた葉は、太陽光を求めてぐんぐん真上に伸びていきます。葉肉を厚くする栄養分が枝が成長するのに使われるため、葉は薄く柔らかくなり、渋みの成分(タンニン)が少なく、旨み成分(テアニン)の多い、抹茶に適した高級茶葉になるのです。この寒冷紗(かんれいしゃ)をかける栽培方法を「覆下栽培(おおいしたさいばい)」というそうです。

 河口に近づくと、シジミ狩りや潮干狩りの人たちが大勢いました。堤防道路にはその人達の車が列を成して停まっています。

 河口0km地点から、さらに2km程進んだところで海を望む先端地点となります。
 みなとまち1号緑地でトイレ休憩。人影はありません。
 ここから、昼食を食べるつもりの店に向かって北上します。
 ところが、ラーメン屋の「みそ善」も喫茶店の「Karin」も営業していませんでした。両店とも月曜日が定休日なのです。
 さてどうしようか。
 ちょっと時間はかかるけど、「よってこや岡崎店」に行こう。今月8日に初めて醤油ラーメン食べてとても美味しかったので、今度は違うラーメンを食べようと思ったのです。

 正午前ぎりぎりに店に到着。
 岡崎店限定の尾張味噌ラーメンの細麺(800円)と月曜イベントで特価の鶏の唐揚げ(通常367円が200円)を注文。ラーメンは味噌の旨味が細麺に絡み非常に美味しかったです。チャーシューもよく煮込まれて私の好きな味でした。唐揚げはジューシーで柔らかく満足しました。ただ、三河の岡崎の店なのに、どうして「尾張味噌ラーメン」なのでしょう。「三河味噌ラーメン」とか「八丁味噌ラーメン」なら合点がいきますが‥‥‥

 12時45分に店を出発。時間と余力があれば自宅まで自走したかったのですが、あまり疲れを残してもいけないと思い、新安城駅までペダルを漕ぎました。
 13時38分の急行一宮行きに乗車し、帰宅しました。

使用自転車:Bianchi AXIS シクロクロス
走行距離:69.0km(累計7259km)
所要時間:4時間33分