★2018(平成30)年3月18日(日) 晴
昨季J1王者の川崎フロンターレに対し、グランパスは一歩も引くことなく果敢に挑みました。
川崎は2012年から2016年まで風間監督が率いたチームですから、技術に重点を置いた攻撃を持ち味とするプレースタイルは兄弟のように似ています。ショートパスをつなぎ、密集地をかいくぐる地上戦を繰り広げ、攻守が瞬時に切り替わってしまう、見ていて面白い好ゲームです。
試合を決めたのは、中村憲剛からのゴール前フリーキックを大久保嘉人がヘディングで押し込んだ得点でした。キックの精度、ゴール前の位置取りや駆け引きが、一枚も二枚も上手でした。
ホームでの敗戦ながら、グランパスサポーターは声援と拍手でイレブンを讃えました。随所に好プレーが光った濃密な試合で、90分間があっという間に過ぎてしまった感覚だったからです。
川崎には目立って大柄な選手はいません。大久保は170cm、大島僚太や登里は168cmと小柄な選手が多いチームです。それでも勝てるのは、パスの正確さ、ボールを失わない技術や連携、急所のつき方などが優れているからでしょう。
それに比べれば、グランパスはまだまだです。
しかし、風間サッカーが体現できれば、川崎のように強くなれる。優勝を狙えるチームになれる。そう感じさせてくれた今日の試合でした。
豊田スタジアム
0対1(前半0-0、後半0-1)
得点:【名古屋】なし、【磐田】①大久保嘉人(後20)
観衆:25,898人
気温:13.8℃
開始:午後7時
主審:家本政明
<成績>
2勝1分け1敗、勝点:7、得点:4、失点:3、得失点差:1、順位:5位
試合前、時間があったのでフォールディングバイクで豊田市自然の森公園内をポタリングしました。
使用自転車:TREK F600
走行距離:17.8km
走行時間:1時間20分