0471 第97回天皇杯2回戦(vsSRC広島)

▲2017(平成29)年6月21日(水) 雨

 天皇杯はアマチュアチームがプロチームに勝ったり、下位のカテゴリーのチームが上位のカテゴリーのチームに勝ったり、ジャイアントキリングが起こることが珍しくありません。
 今日の対戦相手は中国リーグ所属のSRC広島。初めて聞くチームです。「SRC」とは、Soccer Representative Clubの頭文字を取ったもの。中古車販売業を営む株式会社エス.アール.シーが母体です。

 このところグランパス天皇杯の初戦で敗退しているので安心できません。
 前半4分、DF内田の強烈な直接フリーキックがゴールに突き刺さり、先制点を挙げました。しかし、前半はこの1点のみ。圧倒的にボールを支配するものの、パスがつながらず相手を攻めきれません。
 これを後半開始から投入された青木亮太が流れを変えました。巧みなボールさばきで前線にボールを運び、立て続けに2得点し、さらに2アシストの活躍を見せたのです。
 ケガで長く試合に出ることがなかったのですが、風間監督になってよく起用されるようになりました。まだ、21歳。グランパスの中心選手に育ってもらいたいものです。
 後半5得点し、6対0で順当に初戦を突破しました。一安心。

 この日行われた2回戦では、J1勢でFC東京、札幌、仙台、甲府が、J2では京都が下位のカテゴリーのチームに敗れました。やはりジャイアントキリングは起こりました。

パロマ瑞穂スタジアム
6対0(前半1-0、後半5-0)
得点:【名古屋】①内田(前4)、②③青木(後8、16)、④押谷(後37)、⑤杉森(後45)、⑥佐藤(後45+2)、【広島】なし
観衆:2,268人
開始:午後7時
主審:長谷拓