0232 Jリーグ第2ステージ第16節(vsヴァンフォーレ甲府)

◆2015(平成27)年11月7日(土) 曇

 ホーム最終戦。勝って有終の美を飾りたいものです。
 ところが、選手間の呼吸が合わない場面が続き、攻めあぐねている間に、パスミスから相手にボールを奪われて失点してしまいました。
 今シーズンの甲府は、先制した試合は全勝しています。イヤな雰囲気が漂います。
 しかし、前半31分にノバコビッチ、35分に永井のゴールで逆転。良い流れでハーフタイムに入りました。

 後半も11分に田口のミドルシュート、29分にノバコビッチがドリブルで持ち込んでの鮮やかなシュートで加点。前節の新潟戦に続いて4得点のゴールラッシュでした。
 アディショナルタイムに1点取られたのはもったいない失点でしたが、4対2の快勝でした。

 さて、西野朗監督は、今季限りで退任します。ガンバ大阪の黄金期を築いた監督でしたが、名古屋では結果を残せませんでした。監督の采配だけの問題でなく、けが人続出でベストメンバーで戦えなかったこと、若手が力を発揮できなかったことが響きました。
 特に、若手を積極的に起用したにもかかわらず、期待に応えた選手が少なかったのは残念です。監督の手腕よりも、若手の姿勢に問題があると思います。若手主体で臨んだ天皇杯初戦は、J3の町田に圧倒されての敗戦でした。格下相手に情けないことです。覇気がないのか、恵まれた環境に甘えているのか、プロとしてよくよく考えてもらいたいものです。

 試合終了後のセレモニーで、キャプテンの闘莉王選手から挨拶がありました。
 「サポーターのみなさま、スポンサーのみなさま、このようなパっとしないチームを最後まで支えていただき、ありがとうございました。」
 「本気で優勝を狙うならば、選手はもちろんスポンサーの方やフロント、そしてサポーターまで1人1人全員が『優勝する』という気持ちを持たなければ優勝はできません。1人1人が責任を持っていますし、そのために1人1人が何が出来るかを考え、また優勝できるチームを全員で作りたいと思います。」

 グランパスは来年、トヨタ自動車の子会社となります。財務基盤を強固にし、戦力の強化を図るとのこと。
 そして、来季からは、クラブOBの小倉隆史氏が監督に内定しています。
 2016年こそ、優勝争いをして、ファン・サポーターを満足させてください。