■2021(令和3)年5月12日(水) 晴一時雨
昨シーズンもホームで1対3と負けている鹿島アントラーズが相手。
通算成績で大きく負け越している苦手チームです。
鹿島はクラブOBの相馬直樹監督に変わってから敗戦がなく、調子が上向いています。試合巧者に勝つのは難しいかな、という予感がありました。
果たして、予感は的中。
序盤から主導権を握られ、最後まで圧倒されました。
ボールを保持できず、すぐに奪い返され、前に進もうとすると、体でブロックされて前を向かせません。スピードとドリブルが持ち味のマテウス選手や斎藤選手も、一気に2人、3人に囲まれて突破できません。
安定感抜群のランゲラック選手が、鹿島のコーナーキックのボールをつかみ損ね、それを押し込まれて失点。
後半、終了間際にも守備網を崩されて追加点を許し、0対2。万事休す。
終始、ボールが収まらず、セカンドボールもことごとく鹿島の選手に拾われます。パスカットされる場面も多かったし、球際で競り負けてばかり。
終盤、ロングボールを多用しましたが、長身選手が少ないグランパスには得点チャンスは生じにくいです。
ボールを奪って相手の陣形が整わないうちに攻めあげれば、チャンスが作れる場面が何度かあったように思いますが、なぜかバックパスが多いのは納得できません。せっかく足の速い選手が何人かいる訳ですから、前へ、前へ、相手ゴールへの怒濤のような速攻があってもいいと思うのです。
いずれにしても、公式記録に記されたグランパスのシュート数が「0」というのは、Jリーグ史上、2009年のモンテディオ山形以来、2例目だということです。シュートまで持って行かせなかった鹿島の試合巧者ぶりが際立ちました。
このゲームで、グランパスから移籍した和泉竜司選手はベンチにも入っていませんでした。グランパスではほぼレギュラーだった和泉選手も控えメンバーにすら入れないのですから、鹿島の選手層は厚いことが分かります。さすがに一度も降格したことがない、伝統ある名門、強豪クラブです。
<試合結果>
豊田スタジアム
0対2(前半0-1、後半0-1)
得点:【名古屋】なし、【鹿島】①犬飼(前32)、②杉岡(後41)
観衆:4,844人
開始:午後7時
主審:福島孝一郎
<成績>
10勝2分け4敗、勝点:32、得点:19、失点:12、得失点差:7、順位:2位