0482 家康の肖像と東照宮信仰

▲2017(平成29)年7月15日(土) 曇のち晴

 徳川家康生誕の地・岡崎に相応しい企画です。
 往路は輪行名鉄男川駅へ。駅から岡崎市美術博物館へフォールディングバイクで行きました。

発見その1
 家康は偉大な政治家であり、経済人であったことです。江戸幕府を開き、天下太平の基礎を築きました。250年間以上一つの体制が続くには、強固な組織体制や政治経済の仕組みができていなければなりません。それを作り上げた家康は、やはり偉人です。

発見その2
 徳川歴代将軍は皆、書画に秀でていたことです。徳川将軍の肖像画は、狩野派の絵師によって描かれていますが、将軍自身も鳳凰図や梅鶏図を描いたり、書をしたためています。文化や芸術を愛する心が政権を長持ちさせた要因の一つであったのでしょう。

発見その3
 家康の肖像画はその多くが左向きで、足の裏を合わせて座っていることです。あぐらで足の裏を合わせて座る姿勢は股関節の柔軟性がないとなかなかできません。こんな姿勢がよくとれるな、と思います。それとも絵の中だけの姿勢なのでしょうか。

 帰りは急行も停車する美合駅まで行きました。

使用自転車:TREK F600
走行距離:13.3km
走行時間:1時間1分