0255 第65回新春ぎふシティマラソン

●2016(平成28)年1月10日(日) 晴

 本年最初のマラソン大会は、今年も岐阜メモリアルセンター長良川競技場から始まりました。
 65回の歴史を誇る新春ぎふシティマラソン。昨年までの「ぎふ新春マラソン」から名称が変わりました。

 スタート順も変更されています。昨年まで第2部・50歳以上男子の部は女子部門のあとからスタートでしたが、今回からそれが入れ替わりました。

 トラックから一般公道に出ると、橙色のゼッケンと緑色のゼッケンの選手と混ざりました。10時ちょうどにスタートした5.5kmの一般男子と1分前にスタートした中学生男子です。いずれも遅いランナーです。
 早田東町の交差点を左折したところで、2分後にスタートした中学生女子、3分後にスタートした高校・大学・一般の女子、4分後にスタートした30歳以上の女子の速いランナーに次々と追い抜かれます。そろいのユニフォームの陸上部の生徒達です。若くてはつらつとした躍動感溢れる走りですね。

 私はマイペースで走るだけ。
 でも、結構、脚は動いています。
 同じ部門の桃色のゼッケンの選手を何人か抜きました。
 競技場に入ってから、猛烈な勢いで抜いていく人がいました。公道上で私が追い抜いたおじさんです。私より明らかに年上に見えました。50歳以上になって激しいラストスパートは体に良くないのではないでしょうか。優勝争いや入賞を狙うならともかく、キロ4分以上かかるレベルの人が競り合うことは、あまり意味がありません。無理は禁物です。

 自分の記録は、昨年より13秒早いタイム。胃腸の調子が良ければ、もう少し頑張れたかもしれません。

 職場の同僚加藤一郎さんは今回は惜しくも2位。4連覇はなりませんでした。優勝者は昨年の加藤さんの優勝記録より遅かったので、今日は調子が悪かったのでしょう。

 ところで、JR岐阜駅から岐阜メモリアルセンターまでは、いつも1時間ほど費やして歩いています。
 駅前に設置されている案内地図を見ていたら、長良橋通の東に「御鮨街道」と表記されている通りがありました。「おすしかいどう」とは、妙な名称です。名前に惹かれて歩いてみることにしました。
 通りに説明板がありました。
 長良川でとれた鮎を使った熟鮨(なれずし)を江戸の将軍まで運んだルートであることから、御鮨街道と呼ばれているそうです。
 他に「鮎鮨街道」「岐阜街道」「尾張街道」あるいは「名古屋街道」と様々な名称で呼ばれていたとのこと。
 岐阜からは笠松を経由して美濃路に入り、宮宿で中継して東海道江戸幕府まで運ばれました。

 街道はきれいに整備されていて、昔をしのばせるレトロな建物が点在しています。その北にある商家の並ぶ川原町とあわせて、ゆっくりサイクリングするのも一興かと思います。

種目:2部(50歳以上男子の部 3km)
参加者(申込者):77人
記録:14分15秒
使用シューズ:asics GONA