◆2015(平成27)年3月1日(日) 雨
朝4時、自宅出発。
既に路面は濡れ、雨がしとしと降っていました。
春日井ICから中央自動車道へ。恵那峡SAでトイレ休憩。気温3℃。恵那山トンネルを抜けても、やはり雨。予報では伊那地方はみぞれとなっていたので、少しホッとしました。
しかし、駒ヶ根SAの道端には雪が残っていました。そして雨はみぞれに。気温は0℃と寒いです。
持参してきたパンとジュースで朝食。
外に出ると、雪に変わっていました。車のスピードを上げるとフロントガラスに雪が迫ってきます。
「積もらないで欲しい」
昔、雪道でスリップして車のフロントを凹ましたことがあるので、雪道は運転したくありません。
願いが通じたのか、伊那ICを降りると、再び雨に変わりました。一安心。
第50回の節目の長野県ロードレース伊那大会ということで、申し込みました。
大会自体の存在はかなり以前から承知していました。ただ、「ロードレース」という名称からレベルが高いのでは、と躊躇していたのです。
普通の大会では男女別のクラス分けされるものですが、10マイル一般の部と10km壮年の部は男女混合です。10km壮年の部(40歳以上)の名簿で女性らしき名前を探してみると8人発見できました。
10時ちょうどにスタートした、10マイル一般の部に続き、10時15分に10km壮年の部の号砲が鳴りました。
「昨日の天気だったらなあ~」
そんな声が聞こえてきました。確かに、昨日の天気と入れ替わっていたら、どんなに気持ちよく走れたでしょうか。
冷たい雨で凍えます。雪やみぞれでないだけでもマシだと諦めざるを得ません。
伊那野球場を1周して公道に出ます。コースの大部分が生活道路で、交通規制はされていません。でも、行き交う車はごくわずかなので、その必要はないでしょう。
5kmの部の折り返し点が近づくと、5分後にスタートした5km女子の選手に次々と抜かれていきました。ほとんどが中学生か高校生です。
そこを過ぎると、田舎道。雨は小降りになったので幾分楽になりました。
10kmの先頭ランナーが独走でやって来ました。そして10マイルのランナー達とも次々とすれ違いました。
10kmの折り返し。
先頭ランナーから数えていると、55~57番目ぐらいのようです。
それからは、10km高校の部のランナーにどんどん抜かれていきました。若人の走りはダイナミックで力強いですね。おじさんランナーとは違って、躍動感があります。
中間点を過ぎたら、給水があると思っていたのですが、それはありませんでした。いくら寒い時期のマラソンとは言え、給水がなかったのは残念です。
今日は足も重く、体も少しだるかったので、水分補給ができなかったのはダメージがありました。
公道から公園に入り、再び野球場を回ってゴール。
コンディションが良くないなか、何とか1時間以内で走りきることができホッとしました。
私にとっては、レベルの高い大会でした。ちんたら走っている人はわずかです。ただ、腰の曲がったおじいさんが、雨の中、10kmを完走されたのには感動しました。途中すれ違ったときは、歩くようなとぼとぼした足の運びだったので、大丈夫だろうかと思っていましたから。
完走後、いただいた豚汁で、少し体が温まりました。
帰りは、飯田ICまで50km以上、国道153号を走りました。雨は本降りとなりました。
各種目完走者
10マイル一般の部 252人
10km壮年の部 79人
5km女子の部 95人
5km中学男子の部 122人
10km高校の部 87人
計 635人
種目:10km壮年の部(40歳以上)
申込み:102人
記録:55分46秒、54位/完走79人
使用シューズ:adidas サヴィーノライト