0254 哲学たいけん村 無我苑へサイクリング

●2016(平成28)年1月9日(土) 晴

 三連休の初日、どこに行こうか思案して、碧南市の哲学たいけん村『無我苑』へサイクリングすることにしました。

 以前、新聞にその施設が紹介されていたことを思い出し、地図で場所を調べました。
 場所は油ヶ淵の北側です。

 まずは旧東海道で有松へ。
 名鉄有松駅南の交差点を右折し、県道243号線を南下、有松インターのガードを潜り、国道366号をさらに南下。この道は側道スペースがほとんど無いのに大型トラックが多く、恐怖を感じます。

 境大橋を渡って刈谷市へ入り、すぐの三叉路を右折。交通量が多いので横断歩道を渡ります。ここから県道48号線。JR東海道線の陸橋を越えます。右手は逢妻駅です。

 元中根交差点を右折、さらに司町交差点を左折し、県道50号名古屋碧南線を南へ進みます。
 右手に港町グランドがあり、少年サッカーが行われていました。刈谷はサッカーの盛んな土地柄。FC刈谷があり、高校サッカーも強い学校が多いです。

 しばらく道なりに進みます。
 市役所南の交差点で左折すべきところ、勘違いで直進してしまいました。目的地が碧南市なので碧南市役所の南を曲がるものと思い込んでいたのです。ところが、「市役所南」交差点の市役所は実は高浜市役所だったのです。

 しばらく南進していたら、碧南駅西の交差点が目に入り、気がついたら九重味淋の前に来ていました。
 九重味淋の大蔵は瓦葺きの黒塗り土蔵造り、国の登録文化財です。

 目の前にあった大浜まちかどサロンで尋ねました。
 「哲学たいけん村は、どう行けばいいですか」
 受付カウンターに座っていた年輩の女性が
 「無我苑のことですか?」
 「あっ、そうです」
 「ちょっと離れてますけど、何で来ましたか?」
 「自転車です」
 「自転車なら大丈夫です」とタウンマップを広げて案内してくれました。
 「スポーティな格好ですね」
 「ええ、まぁ‥‥」
 「どちらからみえたんですか」
 「名古屋からです」
 「あら、まぁ、そうですか。それなら、ぜひ九重味淋やお寺も見ていってください」

 道を間違えたおかげで予定外の施設も観ることができました。

 来た道を引き返し、三河線の踏切を越えて東進すると、荒居町交差点。ここを右折すると無我苑の案内標識が。あとはすぐにわかりました。

 哲学たいけん村とは、珍しい施設です。
 その名のとおり、心の健康と精神文化の醸成の場をテーマに哲学的な体験をし、ストレス社会に対応する施設です。
 瞑想回廊には、展示ギャラリーの他、瞑想室やリラクゼイションルームなどがあります。時間があればくつろいでいたいところです。
 抹茶を頂ける茶室や日本庭園もあります。心の平安を求めるには最適の場所でしょう。

 探訪あいちの行き先リストに載せることにします。

使用自転車:Panasonic POS クロモリロード
走行距離:70.0km
走行時間:3時間25分