0241 知立までサイクリング

◆2015(平成27)年12月12日(土)昼  曇

 来年2月7日に知立市ラソンに出ることにしました。その申込に知立市福祉体育館までサイクリングです。

 どんよりとした雲が漂う、夕暮れ時のように薄暗い天気です。ただ、寒さはそんなに厳しくないので助かります。

 旧東海道を走り、1時間ほどで着きました。

 窓口で参加料千円を支払い、領収書をもらいました。最近はほとんどの大会がネット申込の中、窓口受け付けというのも珍しいです。

 知立市歴史民俗資料館に立ち寄りました。
 知立と言えば、地鯉鮒宿です。
 街道のジオラマ、再現された旅籠屋、実際に使われていた旅の道具や宿帳など、宿場にまつわる展示が充実していました。
 江戸時代は旅をする者のために『道中用心集』というものがありました。土地が変わって水あたりしたり、食あたりしないための心がけや疲れのとり方、悪者に出会ってひどい目に遭わない用心など、安全で障りのない旅にするための実際的な注意がいろいろと書かれています。
 安全で快適な旅が保証されている現代から見ればいじましいような内容ですが、ちょっとした旅であっても、水盃をして出て行くような当時の情況の下では、おろそかにできることではなかったのでしょう。
 今の時代、移動手段が多様になり、移動距離も大きくなり、昔とは比べものにならないくらい気軽に旅ができるとはいえ、見知らぬ土地に行くときは、旅行ガイドブックやインターネットのお世話になっています。『道中用心集』が形を変えて生きているのです。

 来年、東海道スタンプラリーを実施するとしたら、ぜひこの資料館をコースに組み込んでみようと思います。

 昼食は、国道155号沿いにあった、「久留米ラーメン 大幸」にて、豚骨ラーメンを食べました。
 店頭に掛かっていた大きな垂れ幕
 「愛知よ これがとんこつだ」
に心が動かされたのです。
 一杯550円、チャーシュー2枚、海苔1枚、細ネギのシンプルなトッピング。私の好きな細麺で、替え玉を100円で追加。スープはあっさりした味わいながら豚の旨味と甘みが感じられ、前部飲み干してしまいました。

 帰路は、国道366号経由で有松インターを通過し、県道東海綠線を走りました。

使用自転車:Bianchi シクロクロス
走行距離:46.3km
所要時間:5時間02分