◆2015(平成27)年7月5日(日) 雨のち曇
朝5時、自宅発。
国道19号をひたすら走り、7時5分に集合場所のクアリゾート湯船沢の駐車場に到着。スピード違反に注意しなければならないほど、とてもスムーズに来られました。
名古屋で降っていた雨も、中津川では上がっています。
さあ、朝食を取ろう、とバッグを開けたら、
パンがない!
飲み物とバナナは冷蔵庫から取り出してバッグに入れたのに、テーブルの上に用意していたパンを入れ忘れたのです。
仕方なく、落合交差点のコンビニまで戻っておにぎりを買ってきました。
本日は、天候の所為か、45人と寂しい参加者です。申込締め切りの水曜日まで、雨の予報だったので、敬遠した人が多かったのでしょう。
「今日は絶好の天気です。暑さでバテないですから」
間宮事務局長のあいさつのとおり、かなり涼しい。
国道沿いの温度計は「17℃」を表示していました。
午前9時、最後尾からスタート。後に誰もいなければ、抜かれることはないですから。
ただし、スタッフの間宮事務局長さんやFOCUSの山田さんたちは、全員が出発してから走り出すので、途中で追い抜かれてしまいます。
2kmも走らないうちに、前方にはGIANTのMTBの方一人になってしまいました。参加者が少ないと言うことは、実力のある人ばかりが揃っていると言うことに他なりません。
標高1,569mの神坂峠まで、標高差1,132m、平均勾配8%の坂道をひたすら上っていくコース。距離は14.5kmと、平地ならたいしたことはないですが、ヒルクライムだとそうはいきません。
私のビアンキは48-36-26Tのトリプルギアです。5kmも行かないうちにインナーギアにシフトしてしまいました。
普通の人ならコンパクトドライブの34Tでも十分に登れるのでしょうが、脚力のない私では足がつってしまいます。
最近のロードコンポーネントは、11速になって、トリプルクランクがなくなりました。シマノでもTiagra以下のグレードのみになっています。次にシクロクロスを買い替えるとしたら、対応できるデュアルコントロールレバーが限られてしまうことになるでしょう。
一人旅が続きます。でも、他の人のペースに影響されることなく、自分のペースでペダリングできるし、コースを貸し切っているかのようで、これはこれで気分が良いものです。
下山の人が一人二人と下りてきました。
「お疲れ様でした」
速い人は私の半分以下のタイムで上りきます。
見慣れたコンクリートの壁面が見えてきました。峠の頂上です。
41番目のゴール。なんとか2時間は切れました。ゴールしていないのは、あと4人のみ。
山小屋でカップ麺をいただきました。
「まつぼっクリさん、息が上がってないですね」とIさん。
「そりゃそうですよ、ゆっくりですから」
天候にも恵まれ、ハァーハァー、ゼェーゼェーすることはありませんでした。ただ、腰は痛いですね。
下山は、FOCUSの山田さん、トッシーさん、kuwanaさん、Hさんたちと5人の集団となりました。下りは事故やパンクのおそれがありますので、慎重に行かなければなりませんが、ちょっとゆっくり過ぎてブレーキレバーを握る手がしびれてきました。手の感覚がなくなって、かえって制動が効かなくなります。
これは危ない。
4人には先に行ってもらい、しばらく休んで、再び自転車に跨がりました。それでもすぐに4人に追いついてしまいます。3、4回これを繰り返しました。
結果、クアリゾートには5人揃って到着しました。
クアリゾート湯船沢の玄関には
「愛知県サイクリング協会御一行様」の白字に黒い看板が。
通常800円のところ、500円で温泉に入れるのです。
汗と疲れを洗い落として、帰宅の途に就きました。
使用自転車:Bianchi シクロクロス
走行距離:14.6km
走行時間:1時間46分(9時スタート、10時46分ゴール)
トータル走行距離:30.6km
トータル走行時間:2時間51分