0187 ツール・ド・あいち 第17回ヒルクライム神坂峠

◆2015(平成27)年7月5日(日) 雨のち曇

 朝5時、自宅発。
 国道19号をひたすら走り、7時5分に集合場所のクアリゾート湯船沢の駐車場に到着。スピード違反に注意しなければならないほど、とてもスムーズに来られました。
 名古屋で降っていた雨も、中津川では上がっています。

 さあ、朝食を取ろう、とバッグを開けたら、
 パンがない!
 飲み物とバナナは冷蔵庫から取り出してバッグに入れたのに、テーブルの上に用意していたパンを入れ忘れたのです。
 仕方なく、落合交差点のコンビニまで戻っておにぎりを買ってきました。

 本日は、天候の所為か、45人と寂しい参加者です。申込締め切りの水曜日まで、雨の予報だったので、敬遠した人が多かったのでしょう。

 「今日は絶好の天気です。暑さでバテないですから」
 間宮事務局長のあいさつのとおり、かなり涼しい。
 国道沿いの温度計は「17℃」を表示していました。

 午前9時、最後尾からスタート。後に誰もいなければ、抜かれることはないですから。
 ただし、スタッフの間宮事務局長さんやFOCUSの山田さんたちは、全員が出発してから走り出すので、途中で追い抜かれてしまいます。

 2kmも走らないうちに、前方にはGIANTのMTBの方一人になってしまいました。参加者が少ないと言うことは、実力のある人ばかりが揃っていると言うことに他なりません。

 標高1,569mの神坂峠まで、標高差1,132m、平均勾配8%の坂道をひたすら上っていくコース。距離は14.5kmと、平地ならたいしたことはないですが、ヒルクライムだとそうはいきません。
 私のビアンキは48-36-26Tのトリプルギアです。5kmも行かないうちにインナーギアにシフトしてしまいました。
 普通の人ならコンパクトドライブの34Tでも十分に登れるのでしょうが、脚力のない私では足がつってしまいます。
 最近のロードコンポーネントは、11速になって、トリプルクランクがなくなりました。シマノでもTiagra以下のグレードのみになっています。次にシクロクロスを買い替えるとしたら、対応できるデュアルコントロールレバーが限られてしまうことになるでしょう。

 一人旅が続きます。でも、他の人のペースに影響されることなく、自分のペースでペダリングできるし、コースを貸し切っているかのようで、これはこれで気分が良いものです。

 下山の人が一人二人と下りてきました。
 「お疲れ様でした」
 速い人は私の半分以下のタイムで上りきます。

 見慣れたコンクリートの壁面が見えてきました。峠の頂上です。
 41番目のゴール。なんとか2時間は切れました。ゴールしていないのは、あと4人のみ。

 山小屋でカップ麺をいただきました。
 「まつぼっクリさん、息が上がってないですね」とIさん。
 「そりゃそうですよ、ゆっくりですから」
 天候にも恵まれ、ハァーハァー、ゼェーゼェーすることはありませんでした。ただ、腰は痛いですね。

 下山は、FOCUSの山田さん、トッシーさん、kuwanaさん、Hさんたちと5人の集団となりました。下りは事故やパンクのおそれがありますので、慎重に行かなければなりませんが、ちょっとゆっくり過ぎてブレーキレバーを握る手がしびれてきました。手の感覚がなくなって、かえって制動が効かなくなります。
 これは危ない。
 4人には先に行ってもらい、しばらく休んで、再び自転車に跨がりました。それでもすぐに4人に追いついてしまいます。3、4回これを繰り返しました。
 結果、クアリゾートには5人揃って到着しました。

 クアリゾート湯船沢の玄関には
 「愛知県サイクリング協会御一行様」の白字に黒い看板が。
 通常800円のところ、500円で温泉に入れるのです。
 汗と疲れを洗い落として、帰宅の途に就きました。

使用自転車:Bianchi シクロクロス
走行距離:14.6km
走行時間:1時間46分(9時スタート、10時46分ゴール)
トータル走行距離:30.6km
トータル走行時間:2時間51分