◆2015(平成27)年8月1日(土) 晴
義理の兄の娘、MEGUMIちゃんの結婚式に出席しました。
29歳ですから、時流から言えば平均的な結婚年齢でしょう。子供は2人欲しいと言っています。少子化が云々されているご時世です。2人以上子供を産んでください。
私が結婚したのは35歳の時でしたので晩婚です。本当はもっと早くしたかったのですが、生来の口下手と引っ込み思案の性格のため、なかなか結婚できなかったのです。行きつけの理髪店のマスターの紹介がきっかけでした。
子供が生まれたのはその翌年、36歳の時でした。干支が同じで、ちょうど3周り違います。結果、子供は娘一人となりました。
式場は名古屋市の高級住宅街、主税町にある「百花籠」です。「Neo Japanesque Wedding」とあるように、近代日本風の建物の中にチャペルがあるという変わった式場です。
館内は涼しかったのですが、外は38.4℃と強烈な暑さです。教会の階段から下りてくる2人を待ち受ける間、参列者は皆、汗だくです。夏の挙式は大変ですね。
披露宴の料理は、少し期待はずれでした。ごく平均的なレベルの内容と味です。特にデザートのケーキは甘すぎて口に合いませんでした。
熊本出身の義姉は4人兄姉で、三重に住んでいる兄以外は、九州からの参列です。
義姉のお兄さんは高校を卒業し、集団就職でデンソー(当時は日本電装)に入社。初めは安城の工場で、今は三重の員弁工場に勤め、来年退職とのこと。42年間の会社人生はあっという間に過ぎ、学校を卒業するまでの18年間の方が長く感じると語っていたのが印象的でした。
娘さんと孫さんと来ていた義姉のお姉さんからは、「明日、飛行機で九州に帰るんですけど、名古屋で観光するところはないですか」と訊ねられました。
水族館とか動物園はどこの都市にもあります。名古屋らしい所で、トヨタ産業技術記念館を紹介しました。
「行ってみようかしら」と興味を持たれたようです。
披露宴会場から新郎新婦が退場すると、今日の式を撮影した映像がスクリーンに映し出されました。映画のエンディングと同じように、参列者一人一人の名前も流れていきました。感動的な映像を素早く編集できるものだと感心した次第です。
小さなMEGUMIちゃんを抱く若い義兄と義姉の写真、そして、ウェディングロードをエスコートする義兄の映像に自然と涙がこぼれました。
「明日」という字は明るい日と書きます。
「明後日(あさって)」も「明明後日(しあさって)」も明るい日です。
だから、未来はすごく明るい。
二人の前途が明るい未来でありますように!