◆2020(令和2)年2月9日(日) 晴
風は、地球上における水平な空気の流れ、あるいは流れる空気自体のことです。
風はスポーツにも大きな影響を与えます。
陸上競技の短距離では、追い風が強すぎる場合の記録は追い風参考として別に扱われます。しかし、長距離では風の強弱による記録への考慮はありません。マラソンでは風にどう対処するかも走力のうちです。
本日は快晴。でも、去年と全く同じく、非常に強い風が吹いていて、とても寒いです。
かきつばたマラソンは、今回もコースが若干変わりました。スタート後、公園南の道路に出て逢妻川まで公園周りを走っていたコースが、復路で競技場に戻る前に走るようになっていました。
これは、走ってみると、吉と出ました。
終盤の苦しいところで強風から解放されたからです。
今年のかきつばたマラソンのゼッケンについていた記録計測用チップは、昨年の薄いスポンジのような形状のものから進化し、薄いアルミのプレートのような物が添付され、さらに軽量化されていました。もちろん、チップのように返却しなくてもよく、回収不要で手間いらずです。
開会式前の8時50分から、トヨタ紡織陸上部の選手による、マラソンクリニックがありました。
10時25分、10kmの部招集場所にはゴール予想タイムごとに「~45分」「45分~60分」「60分~」3つのプラカードが並んでいます。
私は「60分~」の自己申告ボードの前に並びました。
今の私の実力では、1時間を切れるかどうかの走力しかありません。
10時40分、スタート。
このコースは記録が狙えるようなコースではありません。逢妻川河川敷の土の道があり、石畳や煉瓦造りの路面があり、堤防道路があり、田園地帯があり、歩道があり、変化に富んでいます。
6km地点まで、キロ6分台でした。
これでは、60分以内は難しいかな?
堤防道路に上がると、強風が吹き荒れていました。横から、前から、立ちはだかる嵐のような風。土手に落ちるんじゃないか、と怖くなるくらいの風です。
再び河川敷に戻ると、風は収まり、スピードを上げることができました。
8km地点で47分台。この2kmはキロ5分台をキープ。
このまま行けば、なんとか1時間切りが可能になってきました。
河川敷を上がってからは、ウェーブスタジアム刈谷の周りをぐるぐる回るコースとなります。目の前にゴール場所があるに、なかなかたどり着けないのは心理的にきついものがありますが、強風の堤防道路よりは楽です。
トラックのホームストレートには武将姿の刈谷城盛り上げ隊のメンバーがハイタッチで声援を送ってくれています。
なんとか60分以内でゴールできたのは、今日の成果といえましょう。
部門:10km一般男子3部(50歳以上)
記録:59分25秒
総参加者数:1769人
部門順位:383人中260位
男女別総合順位:1108人中788位
使用シューズ:HOKA ONEONE CAVU