◆2015(平成27)年7月19日(日) 曇時々晴、のち雨
朝5時に自然と目が覚めました。
夜中、3回もトイレに行ったので、ぐっすり寝た感じがしませんが、疲れはありません。
やぶはら高原スキー場を3km程散歩して、6時から朝食。普段は一膳しか食べない自分ですが、おかわりするほど美味しい食事でした。
8時15分、宿を出発し、会場に向かいます。天気は曇。気温24.3℃と暑くもなく、コンディションは上々。
9時、ハーフと10kmがスタート。私以外のメンバーは全員ハーフマラソンに参加です。
3km地点を過ぎた辺りから、便意をもよおし始めました。
このところ、便秘がちで、昨日は一度も便が出ませんでした。
ランニングで腸が刺激されたのか、溜まっていた物が下に押し出されるような感じです。
坂との戦い、時間との闘いに、大便との戦いが加わりました。
ダムの管理事務所横にトイレがあります。
でも、時間が惜しい。
あと30分少々の辛抱だから、ゴールまで我慢しよう。
一口に便秘といっても、様々な種類があります。大腸を動かす筋力の低下が主な原因となる「弛緩性便秘」。元々筋力の弱い女性や加齢によって増える便秘の悩みはこのタイプが多いと言われます。
仕事などで時間に追われる男性に起こりやすいのが「直腸(習慣)性便秘」。便意を我慢することが習慣化すると便意そのものが起こらなくなってしまうもの。ストレスから来る「けいれん性便秘」は、便秘と下痢を繰り返す場合が多い。欧米的な食生活や食品添加物などが招く「食事性便秘」もあります。
いずれにしても便秘の原因は、主に大腸の排出機能の停滞。大腸の働きが活発でないことです。
ランニングをすると、大腸に刺激を与えて、排出力を回復させることができます。
私は、ランニングするとき、必ずティッシュを携帯します。どこにトイレがあるのか、把握しておくことも大事です。
ともかく、肛門を閉め、一刻も早くゴールへ。脚の回転が速くなります。周りを見る余裕もありません。
薄氷を踏む思い、暑さによる汗と冷や汗とが混ざり合った状態です。
フィニッシュラインを越えると、すぐにチップを取ってもらい、記録証を手に、一目散でトイレに駆け込みました。
トイレが使用中でなかったのも、ラッキーでした。トイレがすべて使用中、というのも悲惨ですから。
スッキリしました。楽になりました。こんな開放感は他にありません。
なんとか1時間以内でゴールできたのは、便意のおかげでした。
ハーフマラソン参加者は全員が完走し、男子30歳代でDIさんが1時間20分52秒で7位入賞、女子でNSさんが1時間38分29秒で4位入賞しました。
種目:10km男子50歳代
記録:59分17秒(ネットタイム 58分44秒)
順位:28位
申込み:68人
使用シューズ:MIZUNO GX