■2014(平成26)年12月27日(土) 晴
週間天気予報では、明日の夜から雨。今日は安定した晴天になりそう。年賀状の作成や掃除もしなければなりませんが、ここは走り優先です。
来年1月25日に探訪あいち「にしお観光サイクリング」を実施することにしました。
今月7日に行ったコースと同じです。
最初に岩瀬文庫。受付のお姉さん(おばさん?)が「こんにちわ」と出迎えてくれました。鑑賞者は私一人しかいません。立派な施設ですが、展示室はあまり広くなく、少し物足りない気がします。
次に西尾市歴史公園。前回パスした旧近衛邸に入ってみました。数寄屋風の建物で、書院と茶室があります。畳廊下から見る日本庭園は風流です。探訪あいちのときは、ここで西尾の抹茶を頂きたいと思います。
西尾市資料館には、西尾城に関する絵図や西尾藩主の手紙、鎧甲、西尾城跡内の発掘調査で出土した遺物などが展示されています。縄文時代の貝塚である八王子貝塚資料も合わせて展示されていました。入館無料なので気軽に見学できます。
西尾小学校隣の尚古荘の京風庭園も、茶室や東屋があって風情があり落ち着きます。
城下町当時のたたずまいが残るといわれる順海町の路地に行ってみましたが、寺院近くの数十メートルだけでちょっと期待はずれでした。
最後に西尾劇場を探します。
2013年4月20日付け中日新聞の「あいち遺産」で紹介されていたので、気に留めていました。名鉄西尾駅前の県道12号線に面してあるはずなのですが、見当たりません。どこにあるんでしょう。
それもそのはず、実は今年2014年、取り壊されていたのです。探しても見つからないのは当たり前でした。
西尾劇場は、1940年(昭和15年)9月、岡崎市の岡崎公園近くにあった劇場・龍城座(たつきざ)を移築し、西尾駅前に芝居小屋としてオープン。その後、映画館として使われ、2009年には建物が近代化産業遺産に登録され、映画 『20世紀少年』の撮影にも使われました。が、老朽化が進行したため、姿を消したのです。
もう少し早く来ていればよかった。悔やまれます。
お昼は餃子の王将で、看板メニューの餃子定食を注文。餃子6ケ、ニラ玉あんかけ、ご飯、味噌汁、サラダで660円也。先回食べた福園の定食とは比較にならないほど美味しかった。それに、地元新瑞橋の餃子の王将と比べても、旨いのです。店ごとに味や調理が違うのでしょうか。
帰路は、やはり向かい風。「行きはよいよい帰りは辛い」ですね。