◆2020(令和2)年1月29日(水) 晴
毎年、人間ドックを受診しています。
前回は膵臓に影が発見され、前々回は緑内障と診断されました。
年を取るにつれ、不具合が出てきます。
今回はどうでしょうか。
何もないことを祈ります。
『人間ドック』は、1938年(昭和13年)、ある政治家が東京大学付属病院の内科に入院して検査を受けたとき「あたかも船が航海後ドックに入ったようだ」と言ったことから命名されたそうです。
人間ドックの一番の目的は自覚症状ない病気の早期発見です。
人間ドックは生活習慣病をはじめとする体の異常を早期発見するのに大きな威力を発揮します。
私は60代になり、いつまで人間ドックを受診するか、と思い始めました。
ネット検索していたら、次のようなコメントがありました。
『私どもの健診センターには、90歳や100歳近い方も人間ドックを受診されます。
それはそれですばらしいことですが、異常が見つかっても大きな手術に耐えられるだろうか、という疑問が出てきます。また、たとえ手術に成功して寿命が延びたとしても、術後に寝たきりになったのでは、本当に幸せな人生とはいえません。QOL(=Quality of life、生活の質)は、大きく低下してしまうでしょう。
平均寿命(男性79.19歳、女性85.99歳:厚生労働省平成19年簡易生命表)まで生きたということは、「今までの生活習慣は間違っていなかったから、このまま続けていいですよ」ということです。ですから、平均寿命を区切りにして、人間ドックを卒業してもよいのではないかと思うのです。
平均寿命を超えた方には、人間ドックよりもむしろ、かかりつけ医を決め、日ごろの健康管理や体調不良のケアをしてもらいましょう。
人間ドックの受診よりも、寝たきりにならないように足腰を鍛えたり、転倒を予防するために生活環境を整えたり、認知症を予防するために趣味などを通して社会的な活動を続けたりすることが重要です。
そして、「どれだけ(長く)生きるか」よりも、「どう(質)生きるか」を大切にしてほしいものです。
東京慈恵会医科大学附属病院 新橋健診センター所長 和田高士(わだ・たかし)
(保健同人社「暮らしと健康」2009年1月号より加筆修正、2009年6月11日更新)』
全くそのとおりだと納得しました。
本日の受診でも、医療機関まで自転車で行きました。運動とバランスの良い食事を心がけ、アクティブに生活することが大切です。
生活とは、活き活きと生きること、活動的に生きること、なのですから。
使用自転車:ブリヂストン アルベルト
走行距離:21.7km
走行時間:1時間50分