★2018(平成30)年4月20日(金) 晴
本日、還暦を迎えました。
還暦とは60年で生まれた年の干支(十干十二支)に一巡して戻ることから、「暦」が「還る」というところから来ています。生まれた年に戻るということから、赤ちゃんに戻る・第二の人生に生まれ変わるという意味で「還暦」と呼びます。本卦還り(ほんけがえり)ともいいます。もう一度スタート地点に戻ると言うことでしょうか。
でも、実際のところ、自分が人生の節目となる60歳になるなんて、全く実感がありません。外見や肉体はポンコツとなりましたが、心や精神年齢は二十歳の頃と変わらないのです。3回目の成人式を迎えたといった方が相応しいでしょうか。
現実的に変化を実感するのは、定年退職の時だと思います。
経済的にも必要があるため、定年後も働くつもりですが、現役時代のような重い責任からは開放され、時間的余裕も今よりはできるでしょう。時間的制約でやりたくてもできなかったことにトライしてみたい。心の引き出しの中にしまっておいた夢を取り出してみたい。
人生は有限です。“時間”は人間にとって最も“貴重”な資産です。それを意識するかどうか、何に使うかで、人生の充実度は違ったものになるでしょう。かけがえのない一日一日を悔いなく生きたい。生きている間は楽しく明るく過ごしたい。
そのためには、健康がなにより大切です。健康な体がなければ、やれることが制限されます。さらに、健康を活かし、心身の活動の源となる元気や活力があれば、価値ある人生が創出できるでしょう。
体力的には、走力やペダルを漕ぐ力に衰えは感じません。
しかし、疲れがたまりやすく、なかなか回復しなくなりました。
加齢とともに思いどおりに動かない部分が増えてきます。しかし、その部分に目を向けていても仕方がありません。自分の体と会話しながら調整し、新しい感覚をつかむようにすることも大切です。そこに楽しみや喜びもあるでしょう。
老いは日に日にやって来ますが、最後の一日まで、喜びを見いだせる人生を生きたいと思います。