0400 ストレスをためないために

▲2017(平成29)年1月16日(月) 曇

 ストレス社会です。私の職場にもメンタル不調で休んでいる職員がいます。不調に陥らないよう自分なりの対処法を持つことが大切です。

①視点を変える
 物事のマイナス面ばかりに焦点を当ててしまうと、常にそのことに意識が向いてしまい、ストレスが重なり続けてしまいます。
 嬉しいことや充実していることなど、ポジティブな感情に目を向ける習慣を付けるように心がけましょう。
 人間誰しも、不安や不満、うまくいかないこと、心に負荷がかかることがあります。考えてもどうにもならないこと、対処できないことに心を向けてもどうにもなりません。
 心への衝撃や印象を弱めるため、心のプラスになることに視点を向ける習慣を付けることが大切です。

②区切りを付ける
 心の負荷が続く期間を短くしたり、区切ったりすることです。
 1日の中ではランチタイムやコーヒータイムなどで時間を区切り、緊張感を一時的に解きほぐします。
 長期的には、遊びやレジャー、趣味の予定を立て、そこまで頑張るモチベーションを持つことです。

③書く、話す
 書くこと、話すことで、心のわだかまりが明確になり、悩みを軽減できます。
 人に話すことで、ストレスや不安を外に出すことができ、気が楽になる効果が期待できます。特に、理解してくれる人がいると、心が和らぎます。
 ブログや日記などで素直な気持ちを書き表すこともストレス解消になります。

④運動をする
 不安やストレスを感じたとき、人の体は緊張状態になります。縮こまった体をリラックスさせるには、体を動かして緊張状態を緩和することが一番です。
 ウォーキングやジョギングなど「有酸素運動」や「リズム運動」が良いと言われます。
 医学的には、このような運動をすることで、脳内でセロトニンという物質が活性化され、また、様々な神経伝達物質が分泌されるので、ストレス対策に効果的と言われています。

⑤好きなことをする
 ストレスに悩まない人は、趣味や好きなことをやっています。
 何をやるにしても大切なのは、人と比べるのではなく、「自己満足」です。人と比べるとかえってストレスが溜まります。「私はこれでリフレッシュしているんだ」と、満足感を得る何かがあれば、それだけでストレス解消の効果があります。
 運動系の趣味であれば、適度に疲れ、かつリラックスができるので、よく眠れる効果もあります。

 以上は、日本ストレスチェック協会の武神健之代表理事のお話を自分なりに要約したものです。

 私自身、平成26年度と27年度は、とても不遇な職場で、人間関係や仕事の内容そのものに苦しめられ、辛い時を過ごしました。その時期も含め、なんとかメンタル不調に陥らずにいられるのも、サイクリングやジョギングで心の緊張をほぐし、ブログで心の整理をしているからだと実感します。
 根本に思うのは、自分を肯定することです。
 当たり前のことかもしれませんが、自分がこの世に生まれてきたこと自体が奇跡のようなものです。自分を卑下し、否定してばかりではもったいないと思います。
 これからも当然心の重圧になることがありますが、心が軽くなるように、ポジティブな方向を向いていきたいと思います。