0142 探訪あいち とよた街中巡りサイクリング

◆2015(平成27)年2月21日(土) 曇ときどき晴一時小雨

 昨日は夜10時まで残業。少し体がだるいです。
 注意力も散漫となり、デジカメを忘れてしまいました。朝、バッテリーを充電しようとコンセントに差したまま、家を出てしまったのです。そんな訳で今回の写真撮影はFOCUSの山田さんにお願いしました。

 掲示板では13人の参加表明でしたが、15名が集まりました。さらに深谷さんから電話。「日進市役所で待ってます」とのこと。

 天白川沿いに自転車を走らせます。日進市に入ってからは「ニッシーそよ風ロード」に変わります。車もほとんど通らず、快適な道です。
 愛知牧場で休憩して、トヨタスポーツセンターへ。名古屋グランパスの練習風景を見てもらおうと思っていましたが、今日の練習は午後2時からの予定なので、復路で再度寄ることにします。

 お腹が空いたのでコンビニに寄って欲しい、とリクエスト。10時を過ぎ、朝早く家を出た人は確かに空腹を感じるでしょう。豊田厚生病院前のコンビニ立ち寄りました。
 「私、燃費が悪いんです」と言いながら、肉まんをほおばるPinkちゃんさん。面白い表現ですね。燃費効率がよいのか、私は何も口にしませんでした。

 自動車のイメージの強い豊田市ですが、文化施設や歴史遺跡もたくさんあります。今日は、豊田市街地の無料で見学できる施設を巡る探訪あいちです。

豊田市郷土資料館>
 豊田大塚古墳の発掘を契機として貴重な歴史的資産を活用し、後世に伝えるために1967年(昭和42年)に開館した施設です。敷地内には展示室を含む本館と移築された民家・古墳・土蔵などが配置されています。民俗資料館は庄屋の住居で約270年前に建てられた茅葺きの建物で、中には農耕道具をはじめ近代の暮らしを語る「灯り」「機織り機」など、現在では失われつつある生活用具が展示されています。

 本館の展示室では、「ハカる~古い道具と昔のくらし~」展が開催されていました。量をはかる、重さをはかる、時間をはかる、モノをはかるという行為は昔も今も生活に欠かせないものです。江戸時代の天秤や枡など見たことがないものから、小学校の頃、身体検査で使用されていた身長計や座高を計る器具など懐かしいものもありました。

 有名なジャイアント馬場の16文キック。これは彼の足のサイズに由来するそうです。ジャイアント馬場の靴のサイズは、アメリカのサイズ規格の16号に相当したのですが、当時の新聞記者が、この数字を昔の日本の靴などの大きさを示す文(もん)と間違えて表記したことから、「16文キック」と呼ばれるようになったとのこと。一文は約2.4cmなので、計算すると、16文は約38.4cmになります。しかし、実際のジャイアント馬場の足の大きさは32cm前後であったため、実際は約14文キックということになってしまいます。

 ロビーには七段飾りの立派なひな人形が3セット展示されていました。最上段には御殿まである立派なものです。
 3月3日の内に片付けないとお嫁に行けなくなるから急いで片付けたとか、若い頃の思い出を語る人もいました。

豊田市近代の産業とくらし発見館>
 2005年(平成17年)に開館したされた文化財施設。1921年(大正10年)に建てられた国の登録文化財「旧愛知県蚕業取締所第九支所」の建物を活用した施設は、豊田市に現存する最古級の鉄筋コンクリート造りで、どことなくレトロな雰囲気を醸し出しています。
 豊田市の近代産業をテーマにした展示室では、ガラ紡、鉱業、窯業など盛んに行われていた産業を紹介。昭和初期を想定した昔懐かしい「茶の間の風景」を再現した展示室もあります。

 この日は企画展で「明治・大正・昭和・平成 まちなかの変遷」が開催されていました。当時の写真や地図、古いレジスター、商店のホーロー看板、湯たんぽや足踏みミシンなど展示品も豊富でした。
 なかでも目を引いたのが、丸金自転車工業の実用自転車です。挙母市の鑑札付き。昔は自転車にも自動車同じような車検制度あったのです。タイヤは井上ゴム工業製。今はIRCブランドで有名ですね。

<桜城址挙母城址)公園>
 桜城(挙母城)は、豊田市元城町に存在した城です。周囲に桜が多かったことが名称の由来だそうです。公園の中央に隅櫓跡の石垣だけが残っています。
 散策していた女性に集合写真のシャッターを押してもらいました。その女性は、「近くに住んでいるのに初めて来たんです」と言っていました。街中にあるのに、それほど目立たない存在なのです。

<曽根遺跡公園>
 豊田スタジアム南にあります。縄文時代の復元家屋(竪穴建物)や移築された古墳1基、古墳時代後期(約1,400年前)の溝跡などあり、古墳時代をしのぶよすがとなる公園となっています。
 公園内にはトイレもあるので、竪穴式住居を指して「ここで住んだら?」という声もありました。

豊田スタジアム
 正午前、豊田スタジアム到着。4階のレストランにエレベーターで上ります。
 「Verde Rosso(ヴェルデ・ロッソ)」という店名は、芝の緑「Verde」とスタンドの赤「Rosso」に由来します。
 店内にはグランパスを始め、有名なサッカー選手のグッズが展示されています。

 あらかじめ席を予約しておいたので、眺望の良い、窓側のテーブルへ案内されました。豊田大橋、矢作川豊田市街地を一望できる席です。
 メニューは、シェフのお勧め今週のランチ。メインが肉料理はポークカツレツにソーセージとキャベツのソース、魚料理はサワラと海老のグラタン。これにサラダ、スープ、ご飯かパン、デザート、フリードリンクが付いています。「これで1,190円ならお得だね」という人もいました。

 レストランから降りてきたら、Yoneさんのハンドルに取り付けていたiphone用のケースが盗まれていました。全く悪い輩がいるものです。

 豊田東郷線を走っていたら、ポツリポツリと雨が落ちてきました。
 大丈夫かな、と思いつつ進路を西に取りました。

 信号が多い道路で、何度が隊列が切れました。
 16人も参加していただいたことは、幹事として嬉しく、ありがたいことです。でも、あまり隊列が長くなると、信号で途切れるし、車にも迷惑でしょう。私としては10人ぐらいが適正だと思っています。

トヨタスポーツセンター
 午後2時前、到着。雨の心配も無くなりました。練習場には名古屋グランパスの選手も現れていました。サポーターも大勢見学に訪れていました。
 サッカーに関心の無い人には縁の無い場所で、初めて来たという参加者も何人もいたと思います。

 往路と同じく、日進市役所を過ぎたところで深谷さんと別れ、それから国道153号で2人と順次抜けていき、瑞穂陸上競技場に到着したのは8人でした。

 解散後、Pinkちゃんさんの案内で6人が「55カフェ」へ。地元なのに初めて行く店です。美味しいコーヒーと名物のたこ焼きをいただきました。

コース
瑞穂公園(午前8時)→ 天白川沿い → 島田 → 原 → 平針 → 天白川・ニッシーそよ風ロード → 愛知牧場 → トヨタスポーツセンター → 大井橋 → 国道155号線 → 豊田市郷土資料館 → 豊田市近代の産業とくらし発見館 → 桜城址 → 曽根遺跡公園 → 豊田スタジアム『ヴェルデ・ロッソ』にて昼食 → 県道520号豊田東郷線 → 東名高速道路側道 → トヨタスポーツセンター → <往路と同じコース> → サイクリー島田橋店 → 瑞穂公園(午後3時20分)
距離:約65km
所要時間:7時間20分

参加者
FOCUSの山田さん、とみかわさん、古いコルナゴさん、Pinkちゃんさん、ホンダさん、Yoneさん、白のトレックさん、トッシーさん、理事長さん、オレンジ大好きクプさん、所さん、MBさん、YKさん、ENさん、HFさん、幹事  計16人

参加者の声
<FOCUSの山田さん>
お疲れ様でした。
思ったよりは曇りがちな天気でしたが、社会見学の見学コースも、昼食会場の豊田スタジアムのレストランも良かったですね。
今日もリクエストに応えて、反省会は55カフェでした(^^♪ 

<白のトレックさん>
今回勉強嫌いな私が楽しいサイクリングが出来幹事様には大変感謝しています。
豊田地区は余り行かないので今後行く自信が出来ました。
また、久しぶりに反省会に出席出来ました。
タコ焼きコ-ヒ-美味しゅうございました。
これからもサイクリング+反省会‥‥‥この様な企画お願い致します。

<とみかわさん>
幹事様、参加された皆様お疲れ様でした。
グランパスの練習風景、サッカーのスタジアム資料館と初めて見るものばかりで楽しめました
お昼のお魚グラタンとパンも美味しかったです
写真を載せようと思ったのですが、スマホの容量が大きいのか載せれませんでした。

使用自転車:cannondale F700
走行距離:69.4km
走行時間:3時間51分