◆2015(平成27)年2月8日(日) 雨
真冬の雨のマラソンは辛いですね。
手はかじかむし、体温も奪われる。なにより肝心の足が冷え切ってしまいます。雨でシューズの中はグチャグチャ。きれいな舗装道路ならまだしも、轍やデコボコがあって水溜まりもあると、悲惨です。
今年のかきつばたマラソンは昨年とコースが変わりました。昨年は市街地の公道を走らせてくれたのに、今年は境川沿いのサイクリングコースがメインコースとなっています。一部舗装されていない道では、深い水溜まりや泥沼状態になっています。ぬかるみに足を取られないよう、コース取りに難儀しました。
スタート前、ある年配者同士の会話。
「久しぶり」
「元気ですか」
「ここにいることが元気の証ですよ」
言い得て妙ですね。
女性ランナーのつぶやき。
「中止になってくれないかしら」
でも、よほどの豪雨か積雪でもない限り、マラソン大会が中止になることはありません。走りたくないなら、自主的に棄権するしかないでしょう。
雨の時、ウェアはどうするか。
大きなビニール袋を切り抜いてかぶったり、ウインドブレーカーを着たり、中にはゴアテックスのレインウェア上下を着ている人もいました(しかもノースフェイス)。しかし結局のところ、雨と汗と蒸れで、走り終わる頃には体中が濡れていることに変わりはありません。
私は防水性のある帽子はかぶりますが、長袖Tシャツとロングタイツの出で立ちです。
悪天候もさることながら、自分自身のコンディションも良くありません。後半、左足のアキレス腱の辺りが痛み出し、自重しながらの走りとなってしまいました。女性ランナーや、かなり年配のランナーにも追い抜かれてしまいました。それでも、5分前にスタートした49歳以下のランナーを20人以上追い抜くことができたのは爽快です。その中にはおそらく警察官の方でしょう、「交通安全 振り込め詐欺に注意 刈谷警察署」のビブスを着たランナーが3人いました。
スタート時強かった雨脚も、次第に弱くなり、ゴールしたときは小雨となり、会場を出る頃には傘を差す必要は無くなっていました。
種目:10km一般男子3部(50歳以上)
参加者:261人、全体1,374人
記録:52分50秒
順位:135位
使用シューズ:adidas サヴィーノライト