0107 第15回スズカ8時間エンデューロ秋SP

■2014(平成26)年11月15日(土) 晴時々曇

 「楽しいです」
 「来年もまた参加したいです」
 知世さんの言葉です。

 スズカ8時間エンデューロには、2011年春以来、3年ぶり。チームでの参加は初めてです。
 職場の知世さんと意気投合し、自転車を始めたばかりの高木くんと3人で出てみようと話がまとまりました。2人とも私の子供のような年齢です。

 チーム『松たか世』。
 私、高木くん、知世さん、3人の名前を組み合わせて、『松たか子』をもじったものです。
 高木くんはトレックのクロスバイク、知世さんコルナゴロードバイク、私はパナソニックのクロモリロード。

 8時間男女混合のカテゴリーで完走138チーム中、135位という成績が表すように、順位には全く拘っていません。ランチタイムには3人とも休憩です。2時間近くゆっくりしていました。

 スズカの魅力は、なんと言っても、車を気にせず、思いっきり走れることです。公道だとこうはいきません。常に車の脅威にさらされています。歩行者にも注意しなければなりません。サーキットなら他の自転車との接触に配慮するだけです。
 ただ、コーナリングや下り坂では自分の力量をわきまえましょう。自身のテクニック超えたスピードを出すと、転倒、そしてケガが待ち受けています。自転車から救急車に乗る羽目になっては、せっかくの楽しいレースが台無しです。自分が痛いだけでなく、仲間にも心配と迷惑をかけてしまいます。

 周回数は、
  私=9周
  高木=8周
  知世=8周
  トータル=25周(約148km)
でした。

 ところで、私の不注意で財布を落としてしまいました。暗い中で駐車場で車から自転車を降ろす際、ショルダーバッグからこぼれ落ちたようです。駐車料金を払ったあと、バッグのふたをきちんと閉めていなかったのが原因です。
 現金はたいしたことはないのですが、見えないお金が心配です。キャッシュカードやクレジットカード、健康保険証も入っていました。

 大会事務局や駐車場の警備の方に訪ねましたが、ありません。使用停止の手続や紛失届を出すしかないか、と諦めかけていました。
 しかし、出てきました。
 親切な方が鈴鹿サーキットの管理事務所に届けてくれていたのです。本当に嬉しかったし、ホッとしました。感謝、感謝です。届けてくださった方がどんな方かわかりませんが、本当にありがとうございました。
 そして、日本人の正直さ、親切な心を改めて実感しました。

 メンバーの2人にも心配をかけました。せめてもの償いに、四日市の『博多ラーメン一竜』にてラーメンをおごらせてもらいました。

使用自転車:パナソニックPOSクロモリロード
走行距離:66.3km
走行時間:3時間01分