■2014(平成26)年11月15日(土) 晴時々曇
「楽しいです」
「来年もまた参加したいです」
知世さんの言葉です。
スズカ8時間エンデューロには、2011年春以来、3年ぶり。チームでの参加は初めてです。
職場の知世さんと意気投合し、自転車を始めたばかりの高木くんと3人で出てみようと話がまとまりました。2人とも私の子供のような年齢です。
チーム『松たか世』。
私、高木くん、知世さん、3人の名前を組み合わせて、『松たか子』をもじったものです。
高木くんはトレックのクロスバイク、知世さんコルナゴのロードバイク、私はパナソニックのクロモリロード。
8時間男女混合のカテゴリーで完走138チーム中、135位という成績が表すように、順位には全く拘っていません。ランチタイムには3人とも休憩です。2時間近くゆっくりしていました。
スズカの魅力は、なんと言っても、車を気にせず、思いっきり走れることです。公道だとこうはいきません。常に車の脅威にさらされています。歩行者にも注意しなければなりません。サーキットなら他の自転車との接触に配慮するだけです。
ただ、コーナリングや下り坂では自分の力量をわきまえましょう。自身のテクニック超えたスピードを出すと、転倒、そしてケガが待ち受けています。自転車から救急車に乗る羽目になっては、せっかくの楽しいレースが台無しです。自分が痛いだけでなく、仲間にも心配と迷惑をかけてしまいます。
周回数は、
私=9周
高木=8周
知世=8周
トータル=25周(約148km)
でした。
ところで、私の不注意で財布を落としてしまいました。暗い中で駐車場で車から自転車を降ろす際、ショルダーバッグからこぼれ落ちたようです。駐車料金を払ったあと、バッグのふたをきちんと閉めていなかったのが原因です。
現金はたいしたことはないのですが、見えないお金が心配です。キャッシュカードやクレジットカード、健康保険証も入っていました。
大会事務局や駐車場の警備の方に訪ねましたが、ありません。使用停止の手続や紛失届を出すしかないか、と諦めかけていました。
しかし、出てきました。
親切な方が鈴鹿サーキットの管理事務所に届けてくれていたのです。本当に嬉しかったし、ホッとしました。感謝、感謝です。届けてくださった方がどんな方かわかりませんが、本当にありがとうございました。
そして、日本人の正直さ、親切な心を改めて実感しました。
メンバーの2人にも心配をかけました。せめてもの償いに、四日市の『博多ラーメン一竜』にてラーメンをおごらせてもらいました。
使用自転車:パナソニックPOSクロモリロード
走行距離:66.3km
走行時間:3時間01分