0070 やぶはら高原ハーフマラソン 県庁クラブ合宿 1日目

■2014(平成26)年7月19日(土) 曇時々雨

 台風8号が木曽に甚大な被害をもたらしました。中でも南木曽町の梨子沢流域では土石流災害で一人が死亡しました。JR中央線の橋桁が流され、国道19号が寸断されました。
 中央道、伊那、権兵衛トンネル経由で行くことも覚悟していましたが、幸い、国道19号は復旧し、例年どおりのルートで薮原まで行くことができました。中央線は坂下駅野尻駅間が代行バス運行となっています。

 高蔵寺駅刈谷駅、本宿駅などから出発した車が正午前後に道の駅「きりら坂下」に集結。例年どおりここで昼食を取ります。蕎麦が大変美味しいので、私はたいてい蕎麦御膳をいただいています。

 南木曽町内の木曽川には、おびただしい量の流木がありました。土石流が起こった現場を車窓から見たメンバー一同、そのすさまじさに驚きました。

 会場の木祖村こだまの森で受付を済ませ、雨の中、メンバーはコース試走で練習に出発しました。SHさんと私は、傘を手に、やぶはら高原スキー場のゲレンデ沿いの道を散歩に出かけました。雨はいったん止みましたが、宿に戻る頃に再び降り出しました。

 今年の参加者は19人と過去最多。
 この合宿が始まった2000年の頃は半分もいなかったことを思うと、隔世の感があります。
 毎年お世話になっている「やぶはら高原山の家」も我々県庁クラブのメンバーでほぼ貸し切り状態です。

 「山の家」はごく普通の民宿ですが、料理が実に美味しい。食材はごく普通ですが、素材の味を活かした味付けが絶妙で、毎年楽しみにしています。
 夕食は、鮭のホイル焼き、馬刺し、チキンのチリソース焼き、ポテトサラダ、ゼンマイ、自家製の漬け物、お吸い物、ご飯、と質量ともに満足できます。翌日の朝食も、ハムエッグとサラダ、鮭の塩焼き、モロッコインゲンの味噌汁、自家製の漬け物、ご飯、ヤクルト、コーヒー、と走るエネルギーを蓄えるのに十分な内容です。
 今年初めて参加した女性メンバーも「美味しい、美味しい」を連発していました。

 夕食後、若いメンバーは一部屋に集まって騒いでいましたが、ロートルメンバーは9時半に就寝しました。

追悼
 「山の家」の大お婆さんが昨年3月に、お婆さんが昨年12月に、相次いで逝去されたとのこと。マラソン後、帰路につく私たちを笑顔で見送ってくださったことを思い出します。ご冥福をお祈りいたします。