▲2017(平成29)年8月31日(木) 晴
岡崎市美術博物館で開催中の「歌川国芳 水滸伝の世界」を観に行きました。
歌川国芳(1797~1861)は江戸時代に活躍した浮世絵師です。
水滸伝は12世紀の中国北宋を舞台に108人の豪傑達が集い、腐敗した国を替えるために戦う物語です。これを題材に豪傑の一人ひとりを武者絵として描いたのが「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」です。
また、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」にまつわる浮世絵も展示されています。
ただ、どの絵も同じサイズで、図柄も同じように見えてしまいます。非常に精緻に描かれていますが、歌舞伎役者を描いたようにも見え、いまいち迫力に欠けます。
少し期待はずれの展覧会でした。