●2016(平成28)年7月23日(土)午後 曇
前日、FC岐阜のラモス監督解任のニュースがありました。J2の22チーム中18位に低迷し、5連敗中という成績で、契約解除に至ったとのこと。
2006年から2年間、東京ヴェルディで、2014年からFC岐阜で監督を務めたが、良い成績は残せませんでした。ヴェルディ川崎の黄金時代を築き日本代表で活躍したラモス瑠偉ですが、名プレーヤーが名監督とは成れないことの証左でしょう。
本日は残留を争う甲府との一戦。勝てば一歩抜け出すし、負ければ降格が現実味を帯びてきます。
前半10分、あれ! というようなあっけない失点。さんざん攻め続けながら、ワンチャンスで決められてしまいました。
後半、第2ステージ初ゴールが生まれたものの、お粗末な守備もあって2点を奪われ、1対3。
攻め込みながら決められない、点が入らない。
歯車が狂っているのか、球運がないのか。
負のスパイラルに陥っています。
パロマ瑞穂スタジアムは、試合終了のホイッスルが鳴ると、静まりかえりました。
そして、ブーイングと怒号の嵐。
「拍手なんかするな!」
「小倉! 出てこい! 逃げるな!」
サポーターの怒りはマックスです。
13戦勝ちなしともなると、見ているのが辛くなります。
FC岐阜のように、流れを変えるため監督解任という手段もあるでしょうが、今、監督を替えるにしても、適任者がいるでしょうか。難しいと思います。
現体制、現有勢力で苦境を乗り越えるしかありません。
とにかくどんな形でもいいから勝って欲しい。ただただ勝って欲しい。降格だけは免れて欲しい。
今はただそれだけです。