0295 碧南観光巡りサイクリング

●2016(平成28)年4月29日(金・昭和の日) 晴

 ゴールデンウィークが始まりました。
 今年は祝日が土日に重なっていないので、2日(月)と6日(金)に休みが取れれば、10連休にすることができます。でも、旅行の予定もなく、5月3日が宿直勤務の私は、暦どおりの休暇です。

 ならば自転車三昧としましょう。
 碧南の油ヶ淵花しょうぶ園を目指します。

 晴天です。ただ、すごく風が強い。北西方向からの風のようで、行きは調子が良すぎるんじゃないか、と思うくらいスピードが出ました。ペダルも軽く、楽に30キロオーバーで走れました。その代わり帰りは地獄です。半分以下のスピード。しかも横殴りの風で、自転車が横転しそうになりました。

 花しょうぶ園の見所は6月です。一輪、二輪、咲いていましたが、園内は緑の葉の光景です。満開の時にサイクリングを企画したいと思います。

 哲学たいけん村無我苑近くの『大福』にて昼食としました。魚フライ、刺身、うどん、小ライスの日替わりランチ800円です。魚フライは塩気がきつく、味、量ともに物足りないものでした。
 接客係のお婆さんにお勘定を払おうとしたら、「スポーツの格好ですね」と話しかけられました。話好きのようで、他のお客さんとも会話が弾んでいました。
 「自転車で来たんです」
 「どちらから?」
 「名古屋から、無我苑や花しょうぶ園を見に来たんです」
 「名古屋の何処です?」
 「瑞穂区です」
 「あら、そう、どれくらいかかったの」
 「2時間はかからないくらいでしたかね」
 「それじゃ、名古屋駅から電車で来るのとそんなに変わらないわね」
 電車なら2時間もかからないと思いますけど、うなずいておきました。

 花しょうぶ園と無我苑とを結ぶ道は「哲学の道」となっていて、偉人の言葉が記された銘板が道端に設置されています。その一つに心の琴線に触れる言葉がありました。
 「人生は反復であり、
  反復こそ人生の美しさである
         キルケゴール
 人間が生きていく一日一日は、同じことの繰り返しです。そこに何の意味があるのだろう、と思うことがあります。しかし、平凡な毎日の反復の中に価値や美しさがあるのです。生きる意味を示唆してくれる言葉に出会えて、元気が出ました。

使用自転車:cannondale F700
走行距離:74.1km
走行時間:4時間34分