0039 J1リーグ第10節(vsFC東京)

■2014(平成26)年4月29日(火・昭和の日) 曇

 「やっと勝てた!」
 「久々に勝った!」
 「勝ててよかった!」
 試合終了のホイッスルとともに、グランパスサポーターから歓喜と安堵の声が上がりました。
 コーナーキックから矢野貴章のヘディングであげた虎の子の1点を守り抜き、1対0。6試合ぶり、1か月ぶりの勝利の瞬間です。

 「こくりつ~♪、こくりつ~♪、おれたちの、こくりつ~♪」

 さっきまでホームのFC東京のサポーターが歌っていた台詞が、アウェイスタンドから流れ始めました。当てつけです。勝利に酔いしれると言った感じでしょうか。
 東京・国立競技場まで来た甲斐がありました。

 国立霞ヶ丘競技場。この正式名称を知っている人は意外と少ないかもしれません。
 1958(昭和33)年に建設され、東京オリンピック前年の1963(昭和38)年に4階建てから5階建てに増築されました。以来、半世紀。2020年の東京オリンピック開催に向け、改築されます。

 国立競技場の最後を飾るイベントの一つが今日の試合です。
 来場者には赤い生地の「SAYONARA国立競技場ハンドタオル」がプレゼントされました。
 そして、聖火台に聖火も点されました。曇り空に赤い炎がよく生えて見えました。
 結果を見れば、グランパスの勝利を讃えていたのかも?

 新幹線の車中で、妻とビールを飲みながら、気持ちよく帰路につくことができました。