1245 誤報告と虚偽報告

◆2022(令和4)年9月14日(水) 曇

 誤報告は、間違った報告をすること、事実ではないことを報告することです。報告者の聞き間違いや思い込みなどから事実を誤認してしまうことで起こります。
 虚偽報告は、事実ではないことを事実であるかのように見せかけて報告することで、嘘(うそ)や偽り(いつわり)があります。意図的な悪意が含まれています。

 本日の川崎フロンターレ戦は、元々は7月16日に開催される予定でしたが、名古屋グランパスのチーム内で新型コロナウイルス陽性者が続出したことを受け、名古屋は管轄の保健所に相談した際に、チームに対して活動停止の指導が行われたと誤認してJリーグに報告し、試合が延期されたものです。Jリーグは誤った報告によって試合が延期されたとして、名古屋にけん責と罰金200万円の処分を課しました。

 優勝争い佳境にある川崎フロンターレにとっては、過密日程で再編されたことで、名古屋グランパスに対する批判が噴出しています。
 報道では、名古屋グランパスの行為を「誤報告」というメディアと、「虚偽報告」というメディアがあります。
 意図的ではない間違いも「虚偽」に含まれるという解釈もありますが、少なくとも悪意の意図はなかったと推測します。
 担当者のミスと、組織としての事実確認が不十分だったことが原因ではないでしょうか。
 しかしながら、誤報告を出してしまうということは、相手チームやサポーターだけでなく、当事者側の選手やサポーターなど沢山の人に迷惑をかけたり混乱を招きます。なにより、「誤報」を出した側の信用も失ってしまいます。
 グランパスは、今回の事件を教訓に、ガバナンスを見直し、適切な組織運営をして欲しいと思います。