◆2022(令和4)年7月31日(日) 晴
朝食まで時間があったので、ホテル周辺を散策しました。
北上して函館本線の高架を潜ったところに清華亭という古い建物がありました。元々は貴賓接待所として建設され、明治天皇の休憩場所にも使われたそうです。
そのすぐ先が北海道大学。札幌駅近くの都心に広大なキャンパスがあるとは、さすがは北海道です。キャンパス内をジョギングしたり散歩したり野鳥観察したり、自由に行き来できるのがいいですね。
北海道大学(札幌農学校)と言えばクラーク博士。キャンパス内には博士の胸像があります。
「明治9年(1876年)、北海道開拓の人材を育成するため札幌農学校が開設され、教頭としてアメリカからマサチューセッツ農科大学学長ウィリアム・S・クラークが着任した。
彼は、わずか9か月の滞在中に精力的に農学校の基礎づくりにはげみ、キリスト教に基づいた教育は学生たちに大きな影響を与えた。
帰国に際し残した”Boys,Be ambitious!”の言葉は、今なお深い感銘を与えている。」
と説明書きがあります。
右手で遠くを指している博士の全身像は、札幌市郊外の「羊ヶ丘展望台」の方に立っています。
南下すると、旧北海道庁の建物が修復工事中でした。さらに南に進むと札幌時計台があり、大通公園に出ます。朝日の出る方向にテレビ塔があり、西に向かうと噴水やビアガーデン、石川啄木の像と歌碑がありました。
京王プラザホテルの朝食は、入場制限があって待ちが出るほど混雑していました。コロナ禍でも旅行に行く人は行っているんですね。
ホテルの朝食は、最近はバイキング形式がほとんどです。このホテルのバイキングは北海道らしく海鮮物が充実していました。朝から鮨や海鮮をタップリいただきました。
時間があれば、富良野とか美瑛に行ってみたかったのですが、時間がないので、近場のサッポロビール博物館に行きました。
札幌駅の次、苗穂駅の近くです。
ホームの階段口に扉が設けられているのが東海地方の駅と違うところです。雪や寒さを防ぐための物でしょう。
ショッピングモールの先に歴史を感じさせる赤煉瓦造りの建物がサッポロビール博物館。
サッポロビールと言えば、私のような年代には、三船敏郎の「男は黙ってサッポロビール」が脳裏に浮かびます。館内にはこの他にも三浦友和やとんねるずなど、歴代の広告ポスターが飾られています。
見学後、スターホールで北海道にしかない「開拓使麦酒」を飲みました。
再び札幌駅に戻り、ホテルの送迎バスに乗車。乗客は3組9名です。
バスは豊平川沿いの道を走ります。河川敷にはサイクリングロードが長く延びています。こんな所でペダルを漕いでみたい。
建物が徐々に少なくなり、山の景色に。政令指定都市の風景なの? そんな疑念が湧くほどです。
札幌の奥座敷と称される定山渓。美泉定山という修験僧が温泉の礎を築いたことから、命名されました。
昭和30年頃から栄えていたようで、老舗の宿が多く、外観は古い建物が目立ちます。私たちが泊まった章月グランドホテルもその例に漏れません。ただ、内装はリニューアルされてきれいです。私たちが案内された部屋はフローリングと畳の2部屋あり、テレビも2台ありました。昔の団体旅行客用ではなく、ファミリールーム、個人旅行向けの部屋の造りです。
夕刻までの時間、温泉街を散策。平地は少なく、宿の多くは河岸にへばりつくように建っています。定山源泉公園、二見公園、かっぱ淵公園、見返り坂。渓谷沿いは散歩というよりハイキングです。1時間以上歩いたでしょうか。
夕食は北海道産の食材が多く使われ、豪勢で見栄えがし、味も満足できました。ただ、お品書きを見ると、なぜか道外の食材も‥‥。食材豊富な北海道なのに、なんで?
温泉は源泉かけ流し。大浴場も露天風呂も広くてゆったり浸かれます。お客さんが少なかったため、ほぼ貸切状態で身も心も安らかに癒やしのひとときが過ごせました。