1219 探訪あいち 名古屋ベイエリアサイクリング

◆2022(令和4)年7月18日(月・海の日) 晴

 梅雨明けしたというのに、雨天続きです。
 昨日17日に実施の予定でしたが、朝方の雨のため、本日に延期しました。今朝も朝5時の時点では小雨が降っていました。天気予報では日中は曇となっていましたので、それを信じて実施することにしました。

 今回の企画は、昨年、新型コロナで実施できなかったものです。
 今日の参加者4人の自転車は、ミニベロかマウンテンバイク。ロードバイクが1台もないのは珍しいです。市街地走行が多く、ストップアンドゴーの繰り返しになりますので、この方がいいでしょう。さらに、全員が年金受給者という高齢者グループとなりました。

<名古屋港跳上橋>
 堀川沿いを走り、最初の訪問場所は名古屋港跳上橋です。
 1927(昭和2)年、紡績業発展に伴なう臨港鉄道延伸のため、堀川と中川運河を連絡する堀川口に架設された橋です。橋桁の一部が電動可動桁となっており、船が通るたびに桁を上げ下げしていました。
 鉄道廃線後、桁を跳ね上げた状態で保存。国の登録有形文化財経済産業省認定近代化産業遺産に登録されています。
 日本製粉名古屋工場の敷地奥にあるため近くで見ることはできませんが、対岸から、そして稲荷橋から見学することができます。

<ポータン広場>
 名古屋港ガーデン埠頭や水族館に行く人は多いと思いますが、ポータン広場は水族館の南にあって目立たない場所ですので、行く人は余りいないのではないでしょうか。
 ポータンは名古屋港開港100周年(2007年)記念事業のPRキャラクターとして誕生しました。広場にはいろいろなボーズの5体のポータンと銘板があります。名港トリトンとマッチして素敵な光景の場所です。
 ポータン広場の横にあるのがカメ類繁殖研究施設。ウミガメの孵化や飼育設備のある研究施設です。ここは無料で入ることができ、アカウミガメやアオウミガメなどを見ることができます。生まれたばかりの小さな亀やマンホールよりも大きな亀もいます。この施設も知らない人が多いかもしれません。
 鶴は千年、亀は万年と言いますが、実際の寿命はどのくらいでしょうか。鶴は、野生で20年から30年、動物園で飼育されている鶴で50年ほど生きられます。亀の場合は種類によりまちまちで、ミドリガメなど小型の亀は20年から30年程度。ウミガメは長寿のもので70~80年。ゾウガメの寿命は100年以上で、150年以上生きることもあるそうです。亀が長寿なのは、のんびり、ゆっくりとしたスローライフにあるのでしょう。

稲永公園・野鳥観察館>
 中之島川緑地、あおなみ線沿い、金城ふ頭線を走り、太平洋フェリー名古屋港乗り場、藤前干潟を左手に見て、稲永公園に行きます。
 野鳥観察館は名古屋市の施設で、1階と2階の窓際に望遠鏡がおかれ、干潟の野鳥を観察できます。ちょうど満潮の時間で干潟は全く見えませんでした。
 隣の稲永ビジターセンターは国(環境省)の施設です。

<藤前活動センター>
 庄内新川橋を渡って、藤前干潟の北側に行きます。名古屋市南陽工場(焼却場)の前に建っているのが藤前活動センターです。
 受付は年配の男性と女性が担当されていました。お二人は環境省から管理運営業務を委託されている「NPO法人藤前干潟を守る会」の職員です。
 館内1階には、藤前干潟で暮らす様々な生きものを飼育展示した「藤前干潟水族館」があります。水槽の中にはウナギもいました。
 「この辺でウナギも捕れるんですか」
 「捕れるんですよ。このウナギもそろそろ蒲焼きにしないとね」と女性。
 「うなぎはさばくのが難しいんですよ。最初から、ひつまぶしみたいになっちゃうんです」
 2階は展示室、3階は展望室になっており、そこからの干潟の眺めは素晴らしいです。
 このセンターも国(環境省)の施設で、土地は名古屋市から借用しています。制限が厳しいので、自動販売機も設置していないとのこと。
 センター前で男性職員(ネームプレートには「亀井」とありました)に集合写真を撮ってもらいました。
 私たちの自転車を見た男性は言われました。
 「バーディーに変わる前のBD-1に乗ってます。今は暑くて乗ってないですけど」

<名古屋港サイクリングロード>
 交通量の多い国道23号の歩道を進みます。
 車道はきちんと舗装されているのに、歩道は草が生え、路面もガタガタ。管理の差を実感します。
 飛島村の田園風景を抜け、楠緑地外側の堤防道路を走ります。本来であれば、楠緑地のサイクリングロードを走りたいところですが、草がボウボウに生い茂り、とても自転車が通れる状況ではありません。きちんと管理整備してもらいたいものです。
 名古屋港サイクリングロードはゴルフ場の周りに設けられた7km弱の自転車専用コースです。走りながら伊勢湾を一望でき、案内板も多く設置され、舗装状態も良いので、気持ちよくサイクリングを楽しめます。レンタサイクルの家族連れが何人も走っていました。
 コースの南端近くに来たところで、青のタイレルさんのタイレルがパンクしました。異物が刺さったのではなく、チューブの劣化でバルブの付け根から空気が漏れているようです。30分ほどでチューブ取り替え完了。
 コースを周回し、自転車貸出所のある富浜緑地で休憩します。
 出発時はどんよりとしていたのに、急に太陽がサンサンと照り、非常に暑くなりました。休憩所の冷房がありがたいです。

<日光橋食堂>
 12時半頃、名四国道梅之郷交差点近くにある、日光橋食堂に入りました。混んでいましたが、タイミングよく4人席が空き、すぐに座ることができました。
 店の外壁に大きく「めし」と書かれた、昭和レトロな大衆食堂です。創業は1965(昭和40)年、現在の店は1985(昭和60)年に建て替えられたそうです。良く言えば年季が入った店、悪く言えば古くて汚い(不潔という事ではありません)店です。オシャレでキレイな店が好きな方にはオススメできないかも。
 私は「なすと豚肉のみそ炒め定食(800円)」を注文。ご飯も味噌汁もどんぶりに入っていて、ボリューム満点。特別美味しい定食かと聞かれたら、そういう訳ではありませんが、お腹を満たす目的は十分に果たせるでしょう。
 ですから、トラック運転手からの支持が高いようで、広い駐車場にはトラックや営業車が多く止まっていました。
 私は食べきれずにご飯を残してしまいました。

田んぼアート南陽
 日光川に架かる飛島大橋を渡って名古屋市に戻ります。
 港区南陽地区は農業も盛んな地域です。それをアピールするために2011(平成23)年から始まったのが、田んぼアート南陽です。イオンモール名古屋茶屋の南の田んぼに、葉色の違う古代米などを使って絵を表現しています。ちょうど今が見ごろです。
 藤前干潟が今年でラムサール条約登録20周年を迎えることから、今年の図柄は藤前干潟の生き物たちです。中心に描かれた大きな鳥は、藤前干潟に生息する「ミサゴ」です。その下にはカニやハゼなどが色とりどりの苗で表現されています。

 立ち寄りスポットは以上です。
 南陽大橋(庄内新川)、いろは橋(中川運河)、きらく橋(堀川)と渡って、宮の渡し公園に戻りました。

 つくさんの提案で、コメダにかき氷を食べに行くことに。ところが、コメダ珈琲伝馬町店では、メニューの表紙に「かき氷は提供していません」とテプラで書かれていました。つくさんは「今年一番のショックを受けた」と。私も久しぶりのかき氷を食べられなくてがっかりです。本来のコメダから離れている、独自路線のコメダでは? 仕方なく、クリームコーヒーを頼みました。

 最初は雨の心配をしていましたが、最後は蒸し暑さで参りました。皆さん、お疲れ様でした。

【サイクリングコース】
宮の渡し公園(午前8時15分)→ 跳上橋 → ガーデン埠頭 → 稲永公園・野鳥観察館 → 庄内新川橋 → 藤前活動センター → 日光川大橋 → 名古屋港サイクリングコース・富浜緑地 → 飛島大橋 → 田んぼアート南陽、〔昼食〕 → 南陽大橋 → いろは橋 → きらく橋 → 宮の渡し公園・解散(午後2時30分)
距離:60km
所要時間:6時間15分

【参加者】
高浜の石川さん、青のタイレルさん、つくさん、幹事(まつぼっクリ) 計4人

【参加者の声】
<高浜の石川さん>
幹事様、今まで行ったことのない所を色々見ることができて面白かったです。ありがとうございました。
それにしても蒸し暑かった。それほどの距離、アップダウンもないのに息も絶え絶えになってしまいました。

使用自転車:cannondale F700
走行距離:70.3km(累積14.332km)
走行時間:4時間01分
所要時間:7時間55分(7時35分~15時30分)