◆2022(令和4)年7月2日(土) 晴
異例の暑さとなった6月が終わり、7月になりました。今日は1年365日の真ん中に当たります。
体が暑さに慣れる「暑熱順化」が十分に進んでいない状態で、35℃以上の猛暑日の予報は熱中症になりはしないかと心配になります。
それもあって、4名の方が不参加となり、3名での実施となりました。
彦根のコシダさんは遠路はるばる車で、北條さんは自宅から33kmの道程を自走で来てくださいました。
道の駅ラステンほらどは、来年3月末まで施設の改築のため駐車場が狭くなっています。車による参加者を制限させてもらったのは、他の利用者への配慮のためですが、結果としてその必要はありませんでした。
道の駅をスタートしてすぐに2kmほどの下り坂。帰りは逆にここが最後の上り坂になります。
本日のコースは一本道でナビは必要ありません。川上に向かって走るので、往路は上り、復路は下り基調ですが、細かくアップダウンがあります。
私自身、暑さに弱いので最後まで走れるか不安でした。しかしながら実際走り出してみると、山間の板取川沿いのコースということもあってか街中よりも3℃ぐらい気温は低く、さらに適度に風が吹き、時折木陰もあって、覚悟していたよりも快適に走れました。
ローディーの方も何人もいましたし、それ以上にオートバイのツーリングの方が大勢いました。暑さにめげず、走る人はいるものです。
30分ほどで「名もなき池」に到着。
神社のほとりにある小さな湧水池です。池底にたまる石英質の白い砂と無色透明な水質のおかげで、幻想的な青色の池を眺めることができます。地元の方が睡蓮を植え、鯉を放ったところ、フランスの画家・モネの代表作『睡蓮』のような風景が生まれ、いつしか「モネの池」と呼ばれるようになりました。あくまで通称なのですが、バス停も「モネの池前」になっています。
大勢の観光客で賑わっていました。
モネの池を訪れるコースは、本日参加の北條さんが、2016年(平成28年)8月に探訪あいちで企画されました。
「暑さのせいか、自転車、少ないな」と北條さん。自転車族は私たちだけで、池の手前に設置されたバイクラックを余裕で使用できました。
日本三大清流は高知県の四万十川、静岡県の柿田川、岐阜県の長良川ですが、ここ板取川もそれらに劣らず、清流と言えるでしょう。サドルの上から見ていても透明度がよくわかりますし、鮎釣りの太公望が大勢いるのもその所以です。
残念なのは道路脇の紫陽花が見頃を過ぎてしまっていたこと。道の駅のポスターに7月3日まで「板取あじさいまつり」となっていたのに、急な猛暑のためか、花は色あせ、萎びていたのです。
当初の予定どおり、6月18日に実施できていれば、「あじさい街道」の色とりどりの鮮やかな花が、目を楽しませてくれていたことでしょう。
10時15分過ぎ、県道を右折して激坂を上って21世紀の森公園の駐車場に到着。
予想外にたくさんの車が停まっていました。駐車場整理員の姿もあるくらいです。
ここは、株杉の森、そして蕪山(かぶらやま)への登山口となっています。
かつて、ここ21世紀の森公園ではBMX世界大会が開かれていました。今は使われなくなったそのコース跡を眼下に見ながら坂道を歩きます。
一般的に杉は真っすぐに高く伸びる木ですが、株杉は1本の根本から地上2~6mの位置で複数に枝分かれした不思議な樹形の木です。株杉の森には、推定樹齢400~500年といわれる株杉が50株ほど群生しており、全国的にも珍しい場所です。神秘的な光景はまるでジブリの世界のようだという人もいます。株杉の巨木の後ろからトトロが出てくるかも?
森の中は散策路が整備されていて20分~30分ほどでまわれます。太陽の光が遮断され、涼しいです。途中の分岐点で上の方に進むと蕪山への登山道となります。私たちは下の方へ進みます。ちょうどカップルの方がみえましたので、シャッターを押してもらいました。
県道52号線に戻って、さらに上流へ。
本日の折り返し地点、杉原の大杉です。樹齢900年ともいわれる大木。以前は説明板もあったようですが、今は撤去され、近寄れないようにロープが張り巡らされています。
昼食は板取川温泉の『ヤウゼハウスかぶ山』にて。午前11時を過ぎたばかりでしたので、お客さんは少なかったです。私は五目ご飯のセットにしました。
北條さんによると、日帰りの板取川温泉はヌルヌルとした泉質でお勧めとのこと。一度車で来て入浴してみたいものです。
正午前に出発。
行きに比べると下りなので楽にペダルが漕げます。
突然、目の前を何かが横切りました。一瞬、何者かと見たら、猿です。相手もこちらを睨み付けていました。サイクリング中に野生の猿に遭遇するとは、やはり山間地域ですね。
杉の子キャンプ場の入り口付近の国道沿いに比較的きれいに紫陽花が咲いている場所がありました。あじさい街道の看板もあり、ここで写真を撮りました。
復路も、休憩がてらモネの池に立ち寄りました。往路に寄ったときよりも池の水が澄んでいるように見えました。時間帯によって透明度が変わるそうです。泳いでいる鯉もより鮮やかな姿です。
午後1時近くになり、気温が上がってきました。
「暑くなってきましたね」
最後の2kmの急坂は貧脚の私にはしんどかったです。北條さんはシングルギアでよく上れますね。
最高気温になる前に、早めにゴールできて良かったです。
【サイクリングコース】
道の駅ラステンほらど(午前9時05分)⇒ 国道256号(あじさい街道) ⇒ 板取川沿い ⇒ 名もなき池・通称モネの池 ⇒ 国道256号 ⇒ 県道52号 ⇒ 関市板取事務所 ⇒ 21世紀の森・株杉の森 ⇒ 杉原の大杉 ⇒ 板取川温泉〔昼食〕⇒ 県道52号 ⇒ 国道256号 ⇒ 道の駅ラステンほらど・解道(午後1時10分)
距離:52km
所要時間:4時間10分
【参加者】
北條さん、彦根のコシダさん、幹事(まつぼっクリ) 計3人
【不参加者】
高浜の石川さん、青いカタバミさん、deepportさん、Tamaさん
【参加者の声】
<北條さん>
幹事さん、コシダさん、本日はありがとうございました。楽しいサイクリングをご一緒できました。
当初の予想よりも涼しい感じで良かったですよね。
板取周辺は自転車で走るにはとても良いコースだと思います。また機会がありましたらよろしくお願いします。
なお、走行距離は集合場所まで33キロ、探訪52キロ、帰り39キロでトータル124キロとなりました。
帰りの美濃市内では電光温度計は36℃を示していました。洞戸辺りでは33℃位だったので、やっぱり少し違いますね。
<彦根のコシダさん>
幹事さん、北條さん、昨日はありがとうございました。
猛暑の予想の中、川沿いのコースのおかげなのか、意外に涼しく走ることができて良かったです。
今回訪れた中で、特に印象的だったのが「株杉の森」でした。株杉の圧倒される大きさと、神秘的な姿に感動しました。家族を連れてまた行きたいと思います(北條さんお勧めの板取川温泉とセットで)。
使用自転車:Panasonic POS チタンエンデュランスロード
走行距離:52.4km(累計距離3,821km)
走行時間:2時間38分
所要時間:4時間48分
【PS】
彦根のコシダさんは、彦根に単身赴任、実家は豊川市、現役時代も単身赴任で、再雇用も彦根の関連会社で働いているとのこと。自転車はアンカー。
北條さんは57歳でまだ現役、定年は62歳とのこと。ツール・ド・あいちのコース設計を担当しています。自転車はFUJIのシングルスピード。
【PS番外】
夕飯に千種区飯田街道沿いにある「ます吉」に行きました。飯田街道を走るたびに気になっていた“昔ながらの中華そば屋”です。
妻はカレー中華そば、私はもやし中華そばを注文。提供までに15分くらい時間がかかりました。お客さんは他に2人しかいないのに、何でそんなに時間がかかるの?
出てきた器の中を見て、美味しさが感じられません。スープを飲んでみて、なんだ! これは!
驚くような不味さです。胡椒が利きすぎてむせるような辛さ。スープの旨味が全くありません。チャーシューも昔の焼き豚のようでパサついています。麺ももっちり感とかツルツル感とかがなく、美味しくない。何でこれが昔ながらなの? 全く理解できない味なのです。
「食べログ」などでは、「あっさり醤油味で美味しい」「看板に偽りない」などと書かれていますが、私が期待した昔ながらの中華そばではありません。妻も「見た目からして不味そう」と言って、半分くらい残していました。
味の好みは人それぞれで、これを美味しいと感じる人もいるのでしょうが、私にとっては3本の指に入るくらいの、そして腹が立つくらいの不味さでした。