◆2022(令和4)年4月30日(土) 晴
年を重ねてくると、花や草木に関心を持つようになってきます。
今回は、津島・天王川公園の藤を中心に海部地域の花の公園を巡る探訪あいちを企画してみました。
<ヒトツバタゴ>
集合場所の白鳥公園西側の市道には、ヒトツバタゴの並木道があります。
ヒトツバタゴは通称、ナンジャモンジャノキと呼ばれます。明治時代、東京の明治神宮外苑の道路沿いにヒトツバタゴの木があり、名前がわからなかったので、「何の木じゃ?」とか呼ばれているうちに、いつのまにか、「なんじゃもんじゃの木」という変わった名前になってしまったそうです。
自生のヒトツバタゴは愛知県や岐阜県など限られた地域にしかありませんが、名古屋では街路樹などとして植栽されているため、他県に比べると見る機会が多いようです。
ちょうど1週間前に試走に来たときは、純白の花がまるで雪化粧したかのように新緑を覆っていましたが、今日は白い花が道路に積もって、見ごろは過ぎていました。
<浅野祥雲邸>
浅野祥雲の作品を訪ねる探訪あいちを8回実施しましたが、一つ漏れていたのが彼の自宅兼アトリエです。それは、熱田区日比野交差点の北西の住宅街にあります。建物もごくごく普通の2階建ての住宅です。しかし、その玄関脇には大きな猿田彦大神像が立ち、住宅の角には宝剣と宝珠を持った神像があり、異彩を放っています。今は別の方が住んでいるようですが、コンクリート像はきれいにペイントされ、大切に維持されています。
西に向かってペダルを回します。
晴天ですが、思ったより気温が低く、風もあって少し寒いです。ウインドブレーカーを着てきて正解でした。
<蟹江町歴史民俗資料館・蟹江城址>
蟹江の地名の由来は、昔は南部が海に面した入り江で、多くのカニが生息していたことから付いたと伝えられています。市町村名に「蟹」の字が使われているのは、全国でここだけです。蟹江町歴史民俗資料館は、蟹江の歴史と文化を紹介する施設ですが、展示物はどこの歴史民俗資料館にもあるような、農漁業関係の道具が中心です。
受付窓口でアンケートを書いて、マンホールカードをもらいました。
通路に昭和初期に製造されたという黒い自転車が展示されています。ハンドルには小さなナンバープレートのような金属製の札が付いています。自転車鑑札というもので、現在の自動車と同じように税金を納めていたのです。今の自転車はスポーツサイクル以外はほとんど消耗品になっていますが、昔は課税される程の高級品だったわけです。
この「自転車税(自転車荷車税)」の課税のためのナンバープレート(自転車鑑札)は昭和33年(1958年)まで自転車に付けられていました。
歴史民俗資料館南に戦国時代には蟹江城がありました。1584年(天正12年)に起きた蟹江合戦と翌年の大地震で壊滅し、現在は住宅地となり、城址の石碑と本丸井戸跡がひっそりと残るだけです。
蟹江川左岸を南下します。その川沿いに甘強酒造(甘強みりん)があります。敷地内には江戸から昭和にかけて造られた蔵・作業場、事務所があり、国の登録有形文化財になっています。
<佐屋川創郷公園>
西進して日光川手前にあるのが佐屋川創郷公園です。蟹江町の花、菖蒲が咲く公園ですが、開花は5月中下旬なので、青い葉が生い茂っているだけでした。川沿いにはたくさんの鯉のぼりが吊され、鯉の滝登りのように見えます。家庭で不要となった鯉のぼりを提供してもらったとのことです。
日光川を渡り、近鉄車両が並ぶ富吉駅を左手に見ながら、県道に入ります。
道なりにしばらく進むと名鉄津島線の踏切を渡り、佐屋街道・佐屋三里之渡址に至ります。昔はここから舟で桑名まで渡っていたのですが、今は埋め立て進み、石碑しか残っていません。
三里之渡址から北上すると、津島・天王川公園にたどり着きます。
<天王川公園の藤>
藤の花は色あせて枯れていました。
例年なら、ゴールデンウィークに見ごろを迎えているはずですが‥‥‥。
1週間前は藤棚が紫に彩られていたのに、どうしたことでしょう。本日のメインとしていた場所だけに、がっかりです。
それなのに、この時期だけは駐車料金が千円かかります。車で来た人は「千円返せ」と言いたくなるのではないでしょうか。
昼食は国道1号佐古木交差点南の「キッチンすず木」にしました。1973年創業のトンカツ屋です。
私はランチメニューのA定食にしました。チキンカツとタマネギのフライがメインで税込み730円はお得だと思います。
お客さんも多く、いかにも地元で愛されている感じです。
<三ツ又池公園>
昼食の後は、弥富市の三ツ又池公園へ。
芝桜とネモフィラがきれいに咲く公園ですが、こちらも見ごろは過ぎていました。
例年なら4月中旬から下旬に赤、白、青、ピンクの芝桜が咲きます。同じ頃に青いネモフィラも咲いて、芝桜とネモフィラのコラボレーションが楽しめるのですが‥‥‥。
今日は花を巡るサイクリングのはずでしたが、いずれも空振りでした。1週間か10日ほど見頃が早かったのです。地球温暖化の影響なのでしょうか。
稲沢のヘタレのBHさんは河合小橋で帰宅の途へ。tomaさんと2人で旧東海道を通って出発地点の白鳥公園に戻りました。
「絶好のサイクリング日和ですね」
tomaさんが言われたとおり、朝方は肌寒かったですが、本当にそう言える日になりました。
【サイクリングコース】
白鳥公園(午前8時25分) ⇒ 浅野祥雲邸 ⇒ 南荒子駅 ⇒ 蟹江町歴史民俗資料館・蟹江城址 ⇒ 佐屋川創郷公園 ⇒ 近鉄富吉駅 ⇒ 名鉄佐屋駅 ⇒ 佐屋三里之渡趾 ⇒ 天王川公園 ⇒ 佐古木〔昼食〕 ⇒ 子宝橋 ⇒ 三ツ又池公園 ⇒ 旧東海道 ⇒ 白鳥公園・解散(午後1時55分)
距離:52km
所要時間:5時間30分
使用自転車:Panasonic POS クロモリロード
走行距離:61.9km(累積96km)
走行時間:3時間22分
所要時間:6時間55分(7時30分~14時25分)
【参加者】
ヘタレのBHさん、tomaさん、幹事 計3人
【経費】
昼食代:キッチンすず木
A定食(チキンカツ+タマネギのフライ) 730円(税込み)
【PS】
tomaさんは、桑名市在住、元中学校教員、現在は再任用で働いているとのこと。ゴール後白鳥庭園を見学して帰られたようです。自転車はスペシャライズド。
ヘタレのBHさんは59歳ですが、56歳で早期退職して現在は働いていないとのこと。職場の先輩に自転車を勧められ、ハワイのセンチュリーラン、ツール・ド・能登、富山湾サイクリング、ツール・ド・沖縄などに参加したそうです。自転車はスコット。