◆2022(令和4)年2月23日(水) 晴
名古屋グランパスの長谷川健太監督は前日の会見で、
「試合に飢えている選手がたくさんいるので、今回はなるべくそういう選手を起用していきたいと思っています」
「基本的には出ていない選手をどんどん使っていきたいと思っています。全員を開幕させたいという思いがあります」
と語っています。
フィッカデンティ監督は、カップ戦でも天皇杯でもリーグ戦とほとんどメンバーを変えることがなく、先発メンバーは固定されていました。「質を落としたくない」が理由です。
これでは控え選手のモチベーションが上がらないし、若手が育たない、と常々思っていました。もちろん勝負にこだわらなければいけません。ですが、試合で多数の選手を起用しなければ、チームの選手層は厚くならないでしょう。
ファンクラブブースで受け取ったメンバー表を見て、長谷川監督は会見での言葉に偽りがないことを確認し、嬉しく思いました。スターティングメンバーはリーグ戦から8人を入れ替っています。
ランゲラック、吉田豊、マテウス、3選手はベンチにも入っておらず、お休みです。
メンバーが変わっても攻撃的な試合運びはリーグ戦と変わりません。何度も決定機をつくり、清水を圧倒していましたが、決めきれませんでした。クロス上げても前線の金崎選手や柿谷選手と合いません。パスもずれています。
失点しそうな気配も感じませんでしたが、得点できそうな予感もありません。
これはスコアレスドローかも。
結果、見込みのとおりとなりました。
この日の収穫は、アカデミーから昇格した甲田英将選手です。
後半38分、プロデビューを果たしました。
パスを受けると、巧みなドリブルを仕掛けて清水のディフェンダーをかわし、シュート。惜しくもポストのわずか右にそれていったものの、スタンドから「おぉ! すごい」「エグい」と歓声が沸きました。私もその軽快な動きに驚いた一人です。アディショナルタイムを含めて10分ほどの出場時間でしたが、私たちグランパスファミリーに鮮烈な印象を与えてくれました。
長谷川監督は「甲田の良さを短い時間の中でしっかりと表現してくれたと思いますので、次につながるプレーをしてくれたと思っています。ドリブルからのシュートや、短い時間でシュートを打つことはなかなか簡単ではない」「チームにとっても試合で結果を出すという選手、次にも使っていきたいと思います」「若い選手は、簡単には試合に出られないと思います。(レギュラーには)それだけの選手がいて、そこに割って入るのは簡単なことではありませんが、今日の甲田のようにやれば自分の良さが出せる」と、インタビューで答えています。
ぜひ、次の試合でも起用して欲しいと思います。
<試合結果>
豊田スタジアム
0対0
得点:【名古屋】なし、【清水】なし
主審:高山啓義
観衆:8,285人
開始:午後2時
気温:8.5℃
<成績>
1分け、勝点:1、得点:0、失点:0、得失点差:0、順位:2位