1079 山の日、東京オリンピック閉幕

■2021(令和3)年8月8日(日・山の日) 晴

 例年8月11日の「山の日」が、今年は東京オリンピックの閉会式にあわせ、本日8月8日に移動しています。
 「動かざること山のごとく」
 山は、動じない様子を表現するものですが、それが移動するのは、これ如何に?

 富士山など遠くから眺めて美しい山も、その現場では強い日差しが照りつけ、風が吹き荒れます。雨にさらされ、雪も積もります。それでも、山は動きません。だから、昔から「何があっても揺れ動かない」象徴とされてきたのでしょう。

 また、山は、人生で、挑戦すべき目標に例えられています。
 自分で挑戦すべき「山」をつくり、「山」を乗り越え、また次の「山」をつくって乗り越えていく。人は「山」に挑み続ける存在なのかもしれません。

 第32回夏季オリンピック東京大会が閉幕しました。
 オリンピックは、アスリートがメダルや記録という「山」に挑戦する舞台です。
 コロナ禍でのオリンピックの開催自体に賛否両論ありますが、私は、世界のアスリートに挑戦の舞台を、積み重ねた練習の成果を表現できる場を、提供できたことは成功だったと思います。
 日本は開催国の地の利を生かし、またスケートボードやサーフィンなど新種目での活躍により、金27、銀14、銅17、計58個と過去最高のメダルを獲得しました。国別でも、アメリカ、中国に続いて、3位の数です。

 世界のアスリートは、パンデミック(世界的大流行)の試練を乗り越え、日本・東京の地に集まってくれました。
 1年の延期、非難、中傷、孤独や不安、様々な葛藤を抱きながらも諦めず、ひのき舞台に立つことを目指し、山の頂に登ることを夢見て、圧倒的な練習を積み重ねてきました。
 努力と苦闘を秘めたその姿は、私たちに大きな希望と勇気を与えてくれたのです。

 競技後、多くのアスリートが感謝を伝えていましたが、私たちこそ、世界のアスリートの感謝したいと思います。
 ARIGATO!