■2021(令和3)年1月25日(月) 晴
1月22日にJR東海道本線の「ムーンライトながら」の運行終了が発表されました。
東京と大垣間の夜行快速列車でした。JR東日本とJR東海は、乗客の行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたこと、及び使用車両の老朽化を理由にしています。
私は若い頃、夜行列車や寝台列車を使って、鉄道の旅をよくしていました。
「ムーンライトながら」には、青梅マラソンに出場するときは、行きか帰りのどちらかで度々利用していました。宿泊代と交通費、そして時間を節約するためです。
大阪と青森を結ぶ寝台特急「日本海」には「デュアスロンinよもぎた」に出場した帰路、青森から敦賀まで乗車しました。
「庄内デュアスロン大会in酒田」に出場したときの往路で、寝台特急「あけぼの」に上野から酒田まで乗車しました。
大阪天王寺から和歌山の新宮までの夜行列車を利用して、紀伊半島一周をしました。
また、京都から山陰線の夜行列車を使って米子まで行き、伯備線で岡山を経由して名古屋まで戻ってきたこともあります。
夜行列車と青春18切符を組み合わせると、距離が稼げるのでかなり遠いところまで行くことができました。
新幹線の延伸、高速道路の整備による夜行高速バスの普及、格安航空(LCC)の就航、ビジネスホテルの低価格化などにより、夜行列車の利用者は減少してきたため、当時の夜行列車や「ブルートレイン」は廃止されてしまいました。JR九州の「ななつ星」などの豪華寝台列車を除くと、定期運行されている寝台列車は「サンライズ出雲・サンライズ瀬戸」だけとなっています。
かなり古いですが、「はしだのりひことクライマックス」の『花嫁』に
「♪花嫁は 夜汽車にのって とついでゆくの♪ (中略) ♪何もかも 捨てた花嫁 夜汽車にのって♪」
とあります。
私と同い年の石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』は
「♪上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中♪」
という歌詞です。
夜行列車には旅の情緒を増幅する魅力があります。
『花嫁』や『津軽海峡・冬景色』のような歌詞は、今後生まれることはないでしょう。
時代の流れとは言え、夜行列車の利用経験者としては、とても寂しく感じます。