0950 名もなき池(モネの池)へ

◆2020(令和2)年10月18日(日) 曇

 朝、自宅を出てから約2時間、道の駅ラステンほらどに到着したのは午前9時半を過ぎていました。
 車の外に出ると、少し寒いです。15℃以下だと思います。
 タイヤに空気を充填し、トイレを済ませて、いざ出発。
 いきなりの下り坂。風が冷たいです。
 厚手のウェアを持ってくればよかった。

 コースは簡単。板取川沿いの国道256号、県道52号線を道なりに走るだけです。
 田舎の国道だから道幅は狭いかな、と思っていましたが、そんなこともなく、路面状況も良好。交通量も少ないので、快適に走れます。

 大型モーターバイクの集団が追い抜いていきます。
 眼下に見える板取川は水が澄んで流れも穏やか。鮎料理屋の看板が目立つのも、天然鮎が捕れるからなのでしょう。
 道は上り基調ですが、傾斜はさほどきつくはありません。

 10kmほどペダルを漕ぐと、今日のメインターゲットに到着です。
 国道から少し東側に入ったところに人だかりが見えましたので、すぐにその場所はわかりました。

 「名もなき池、通称モネの池」

 根道神社の鳥居の横にある、小さな池です。
 地元の方が睡蓮やコウホネスイレン科の花)を植えて手入れし、飼えなくなった鯉を放ったところ、その美しさ際立つようになりました。2015年頃からSNSで話題となり、注目されるようになりました。
 湧き水でできた透明度の高い池なので、水底までよく見えます。睡蓮の花や、その下を泳ぐ鯉の姿が美しく映える様子から、フランスの画家、クロード・モネの「睡蓮」に似ていると評判になり、誰ともなく「モネの池」と呼ばれるようになったのです。

 前日までの雨で少し濁っていましたが、若い女性が「わぁ! きれい」と言っていたようにとてもきれいな池でした。池の端にはモネの絵を模したかのような小さな橋も作られています。睡蓮の花が咲く6月頃でしたら、ひときわ美しい池になると想像します。
 池の片側には紅葉もありましたから、秋が深まれば、それも美しい風景となるでしょう。

 駐車場も整備され、小さな土産物屋もあります。仙台や川越ナンバーの車も停まっていました。

 嬉しいことに、池の側にはサイクルスタンドが設置されており、気兼ねなく駐輪することができました。

 さて、上流に向かって再びペダルを漕ぎます。
 板取川に沿った道は「あじさい街道」の別名があるとおり、紫の紫陽花がほんの少し咲いていました。6月から7月頃に咲く花だと思っていましたが、今頃でも咲くのでしょうか?

 サイクリストも多いです。私が道の駅に戻るまでに、30台くらいのロードバイクを見かけました。すれ違いに挨拶し合った場面も何度もありました。

 板取体育館前を通過しようとしたときです。野生の猿が道路を横切って行きました。背中に小猿を乗せていましたから雌猿でしょう。

 ところで、村の人を何人か見かけましたが、お店の人は以外は、誰もマスクをしていませんでした。ここでは、密集も密接もないからなのでしょうか。

 15km程走って、板取川温泉に到着です。
 温泉や食堂と板取川の間にある芝生広場で昼食とします。石のテーブルとイスに腰掛け、持参したパンを食べました。少し陽も差し、温かくなって、とても気持ちいいです。見渡す山々は杉の木が整然と並んでいて美しいです。

 折り返して、21世紀の森公園に立ち寄ってみました。
 ここはかつてバイクトライアル世界選手権大会が開催された場所で、バイクトライアルテーマ館や常設のBMXコースがある珍しい公園です。今はひっそりとして、このコースを使用する人はあまりいないように思います。

 復路は下り基調。川の流れとともに快適に走れます。気温もほどよく上昇し、気持ちいいです。

 午後、道の駅に戻りました。
 売店にあった「名もなき池クッキー」を買って、帰路に着きました。

 名もなき池に睡蓮が咲き、街道に紫陽花が咲き誇る6月に、もう一度来てみたいと思います。

使用自転車:Panasonic POS チタンエンデュランスロード
走行距離:52.1km(累積1,982km)
走行時間:2時間38分
所要時間:3時間47分(9時50分~13時37分)