◆2020(令和2)年9月23日(水) 曇時々晴
一昨日は敬老の日でした。1966(昭和41)年に国民の祝日となりました。
世間的には、65歳以上が高齢者となり、敬老の日の対象となるようです。孫ができたら「おじいちゃん」になるというのも一つの目安です。
私も還暦を過ぎ、老人扱いされてもおかしくない歳となりましたし、あとどれくらい生きることができるのだろうか、とよく考えるようになりました。
人間の平均寿命は年々延びていますが、一体人間は何歳まで生きられるのでしょうか?
先週9月18日の報道によると、ギネス世界記録で世界最高齢に認定されている、福岡市の田中カ子(かね)さん(明治36年1月2日生まれ)が同日で117歳260日になり、現在確認できる国内の歴代最高齢で、おととし亡くなった鹿児島県の田島ナビさんの記録に並びました。
超長寿ですね。
ギネス認定記録として、世界一長生きした人間は、1997年に亡くなったフランスの女性、ジャンヌ・ルイーズ・カルマンさんの122歳164日で、120歳を超えた唯一の例です。
米国の研究によれば、『平均寿命の最大値は115歳』であり、『絶対的な寿命の上限は125年である』ということです。従来の説でも、人間の寿命限界は『120年前後ではないか』とされてきました。
120歳は、60歳の2倍、ダブル還暦となり、「大還暦」と言うそうです。
鎌倉時代の日蓮聖人は檀徒に与えられたお手紙の中で、
「人身は受けがたし爪の上の土・人身は持ちがたし草の上の露、百二十まで持ちて名を・くたして死せんよりは生きて一日なりとも名を上げん事こそ大切なれ、(人間として生を受けることはまれであり、爪の上に乗った土のようにごく少ない。人間として命を持ち続けることは難しく、草の上の露のようにはかない。120歳まで生きて名を汚して死ぬよりは、生きて1日でも名を上げることこそ大切である。)」と仰せられています。
平均寿命が50歳にも満たなかった鎌倉時代に、「120歳」という年齢を記されたことに驚嘆します。仏教はとても科学的な宗教なのですね。
先の田中カ子(かね)さんは「120歳まで元気に暮らす」ことが目標だそうです。
120という数字は、還暦の2倍で切りもいい数字ですし、人間の寿命は120歳ということで落ち着きそうです。