◆2020(令和2)年8月30日(日) 晴
人生で初めて水上自転車とカヌーを体験しました。
愛知県サイクリング協会の有志で結成したACA水上自転車友の会があります。そのメンバーのKuraさんに誘われて乗船会の参加しました。
友の会では碧南市油ヶ淵近くの『葦舟倉庫』に水上自転車とカヌーを所有しています。いずれも使わなくなって無償で譲り受けたもので、古いです。
水上自転車は瀬戸市のしなのサイクルが持っていたもので、木製の細長い舟にホイールを外したロードバイクを取り付けた形です。油ヶ淵までは約1kmの距離を台車に乗せて引っ張って運ぶそうです。
この日の参加者は、70代のaQsimさん、60代の石川さん、Uchiさん、Kuraさん、私、50代の岩田さん、そして岩田さんの後輩の若者2人(20代)の8人です。
午前9時に葦舟倉庫に集合し、車でカヌー2艇を運びます。水上自転車は会所有のものではなく、Kuraさんが退職金で買ったというイタリア製の『Shuttle Bike Kit』を使用します。
乗船場所は半田市亀崎海岸。
海岸の芝生の上にテントとタープを張り、『シャトルバイクキット』を組み立てます。
その名のとおり、この水上自転車は組み立て式です。巨大なソーセージのような形をした2つのフロート(浮き)部分に空気を入れて膨らまし、軽量のパイプを組み合わせてフレームを作り、2つのフロートの間にフレームを合体させます。ここに自転車をセットし、完成となります。自転車はハンドルネーム「ジェームス・ディーン」さんから無償でもらったというキャノンデールのマウンテンバイク。1990年代製造の年代物です。
自転車のペダルを漕ぐと、後輪に接触するローラーが回転し、前輪の下方に取り付けられた水中フィンにケーブルによって動力が伝えられます。フィンの回転が推進力となり水上を移動できる仕組みです。しかもこの推進部分は、前から押されると折れ曲がるので、壊れる心配がとても少ないのです。
そして自転車のハンドルを切ると水中フィンの方向も変わるため、移動する方向がコントロールできるのです。
まさに道路を走っているかのごとく、川や湖、海でも移動することができます。
さらに、後輪に接触するローラー内にはエアポンプが内蔵されており、ケーブルをフロートの吸入口に接続すると、自転車を漕ぐだけでどんどん空気を充填することができます。
またフロートの空気を抜いて折りたたみ、フレームをバラバラに分解すれば付属のバックパックに入るほど小さくなります。
非常に優れものです。Kuraさんに値段を聞いたら、だいたい15万円ぐらいだそうです。
一人ずつ順番に乗ります。
海岸から見ているとアメンボがすいすい動くような感じです。
海水浴できていた人達も珍しそうに眺めています。
そして、自分の番。
最初、海の上を走るのは少し不安でしたが、すぐに慣れました。歩くぐらいのゆっくりしたスピードです。波がなければ、ジョギングぐらいの時速になるでしょう。
街中を走行しているのと違い、信号待ちもありませんし、自動車や歩行者との事故に巻き込まれないよう、常に神経を張り巡らせておく必要もありません。ストレスから解放され非常に気持ちのいい乗り物です。
水上自転車のあとはカヌーです。
パドルの使い方も何もわからず、我流で漕いでみました。転覆が心配でしたが、想像していたより安定していました。水面に近い乗車位置なので、水上自転車よりスピード感がありますし、その爽快感は格別でした。
正午過ぎ、乗船会終了。
『シャトルバイクキット』を解体し、持ち主のKuraさんのSUVへ。カヌーはaQsimさんのワゴン車へ積み込み、碧南の葦舟倉庫に戻ります。
葦舟倉庫には、その名のとおり、油ヶ淵で採れた葦を組んで作った葦舟が格納されています。会の水上自転車とカヌーはここに間借りさせてもらっている訳です。
片付けが終わって、活け魚料理「つりぼり」にて昼食を取ったあと、午後2時解散となりました。
次回は11月に碧南の油ヶ淵で乗船会を行う予定ですので、またぜひ参加したいと思います。