0886 サイクリングの日、自転車の日

◆2020(令和2)年5月22日(金) 晴

 本日、5月22日はサイクリングの日です。
 1964年(昭和39年)のこの日、日本サイクリング協会(Japan Cycling Association:JCA)が文部大臣から公益事業を行う財団法人として認可され設立されたことを記念して、2009年(平成21年)4月に制定されました。

 5月は「自転車月間」でもあり、さらに5月5日は「自転車の日」でもあります。
 これは、1981年(昭和56年)5月に、「自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」(旧自転車法)が施行されたことを記念して定められたものです。この法律は1994年(平成6年)に「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」(改正自転車法)に改正されました。

 さらに、2017年(平成29年)5月に施行された「自転車活用推進法」において、自転車の日及び自転車月間が明文化されました。
「第14条 国民の間に広く自転車の活用の推進についての関心と理解を深めるため、自転車の日及び自転車月間を設ける。
2 自転車の日は5月5日とし、自転車月間は同月1日から同月31日までとする。」

 また、6月3日は世界自転車デー(英語表記は「World Bicycle Day」)です。
 この記念日は2018年(平成30年)4月の国連総会で制定されました。

 自転車は単純で、環境に優しい交通手段であります。また、自転車は健康・スポーツにも役立つ道具でもあります。自転車は地域環境への意識を促します。地球の気候にも良い影響を与えます。自転車は人間に創造性と社会性を促進するという前向きなメッセージを伝えます。

 さて、コロナ過により、自転車に脚光が当たっています。人との接触を避けることができ、体を動かして自然が感じられて気持ちがいいことから、通勤や生活の移動に利用する人が増えています。

 心身のバランスを保つ健康増進の道具として、温暖化ガスが発生しない環境に優しい交通手段として、自転車がますます活用されることを期待します。