◆2020(令和2)年4月24日(金) 晴
本日付朝刊のスポーツ欄に「山田敬蔵さんが4月2日、老衰のため川崎市で死去、92歳。」の記事が目に入りました。
私よりも年上のランナーの方なら、ご存じだと思います。
山田敬蔵さんは、日本が戦後初参加した1952(昭和27)年のヘルシンキオリンピック男子マラソンに出場し、1953(昭和28)年のボストンマラソンで優勝した往年の名ランナーです。
157センチと小柄ながら、力強い走りで「小型機関車」と評されました。
一線を退いた後も市民ランナーとして国内外でレースへの出場を続け、ボストンマラソンには81歳だった2009(平成21)年まで出場されていました。生涯で約340回のフルマラソンを走られ、生涯の走行距離は地球9周分の約36万キロになったそうです。
エリートランナーだったにもかかわらず、生涯走り続けられたことは、ランナーの鏡、手本となる方です。
ごく平凡な市民ランナーの私ですが、山田敬蔵さんのように、生涯走り続け、老衰で人生を終える‥‥‥理想の人生です。