0869 木曽長良背割堤の桜へサイクリング

◆2020(令和2)年4月5日(日) 晴

 今日は、新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、ツール・ド・あいちの初戦、ロングライド木曽三川が行われるはずの日でした。
 そこで、ロングライド木曽三川のコースに近く、同じくコロナの影響で中止となった、ブルホン幹事さん企画の探訪あいち『桜道を走る』のコースの一部である木曽長良背割堤にある桜を観に自転車で出かけました。

 国道1号を西進し、佐古木で右折。道なりに進むと木曽三川公園の展望塔が見えてきます。木曽川を渡って、立田大橋西の信号を右折すると、木曽川長良川の間にある木曽長良背割堤に入ります。
 ここから風との格闘になりました。
 猛風、激風、爆風‥‥‥
 押し戻されるような風で、前進を妨げられます。

 9kmほど走って、桜並木に到着。ここから約1.5kmにわたって満開の桜の木が続きます。
 見事な桜の前で写真を撮りましょう。
 しかし‥‥‥、強風のため立てかけていた自転車が2度も倒れました。
 「撮りましょうか?」
 年配のサイクリストが声をかけてくれました。
 「いいですか? お願いします」
 桜をバックに自分自身も写った写真を撮ってもらいました。
 「どちらから来られたんですか?」
 「名古屋からです。犬山まで走って帰るつもりです」
 「私も名古屋です。私はこの桜並木を見て帰りますけど」
 「パナのチタン、いいですね。ホイールもGOKISOじゃないですか!」
 その方のブランドは確認できませんでしたが、クラシカルなクロモリフレームでした。

 木曽長良背割堤は、一般車両は進入できないようにゲートに鍵がかけられています。ですから、この道にいるのはサイクリストとランナーだけです。自動車を気にすることなく、桜を観賞しながらゆっくり走ることができます。
 古木が多く、倒木の危険があるので、桜の木に近づかないように注意看板があります。

 北側のゲートに着きました。
 このあたりはゲートの外に車を止めるスペースがあるので、南側ゲートと違って一般の人たちもいます。

 できればブルホン幹事さん企画の全コースを走りたかったのですが、自宅から現地まで自走したことと、時間的制約があって、木曽長良背割堤だけになってしまいました。

 折り返して南下します。
 今度は行きとは打って変わって、超快調。追い風に乗って行きの2倍以上、時速35kmの走行で、あっという間に南ゲートに着いてしまいました。

 国道1号も斜め後ろからのほぼ追い風で、快適です。しかし、時折暴風が吹いて、2度3度、倒れそうになりました。風は自転車にとって敵にも味方にもなるくせ者です。

使用自転車:Panasonic POSチタンエンデュランスロード
走行距離:78.6km(累計距離1,279km)
走行時間:4時間08分
所要時間:5時間05分(7時25分~12時30分)